カナダ生まれのピアニスト、グレン・グールド

公開日 : 2008年01月20日
最終更新 :

今回は

まじめに、

カナダの天才ピアニストといわれた Gould, Glenn Herbert について

書きたいと思います。

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今世紀最高のピアニストといわれ、

死後、20年以上たった現在でも

多くのファンや文学作品に取り上げられています。

村上春樹の「風の歌を聴け」では主人公が選ぶレコードになっていてストーリーが展開し、

映画「羊たちの沈黙」で主人公が獄中で聞いている曲にも選ばれています。

とはいっても、この間まで全くグレングールドのことを知りませんでした。

あることをきっかけに知ることになったのです。

さて、あることとは。。。

ある日、結婚した友達の家に遊びにいくことに。

友達いわく「アーティストの友達の家をサブレットすることになったんだ。

友達が海外に行く間の1年間、どうしても

この家を手放したくないからって頼まれて。」

どうやら、そのアーティスト。

どうしてもこの家の契約を切りたくないとのこと。

どうしてもって

一体どんな家だ?

というのもこの家は

ピアニスト グレン・グールドがずっと住んでいた家だったから。

このお家、高級な住宅が多いエリアにあり、

趣のある建物で、入り口も奥ゆかしい昔のホテルのような感じ。

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最上階で4LDK、見晴らし最高

一つ一つの部屋がとても広く、

パテオから空を見上げればそこはもう

パラダイス

CNタワーも見えるじゃありませんか。(興奮)

言うなれば、

六本木ヒルズのマンションからから東京タワーが見えるっていう感じです。

言ってしまってからなんですが、

ヒルズのマンションから東京タワーが見えるかは知りません。

大阪人なもんで。(言い訳)

アーティストでない私でさえ何故だか創造意欲がかきたたされるこのお家。

とても雰囲気があり居心地最高!

渡辺篤史の建もの探訪(テレビ番組)に出したい!ぐらいです。

(あれ?知らない?)

話を戻してこのグレン・グールドの紹介、

1932年トロント生まれ。

14歳の時にトロント交響楽団との共演でピアニストとしてデビューを果たし、

20歳のころにはカナダの音楽界をリードするほどに成長。

22歳で録音した「ゴールドベルク変奏曲」がベストセラーに。

人気絶頂の中、32歳でコンサートに立つのをやめ、

古典音楽家のレコード製作やドキュメンタリーなどのプロデューサーとして活躍。

モルソン賞などの賞を受賞し、グレン・グールドのコンサートホールなどが設立されました。

生涯を独身で過ごし、人前に出ずにレコードのみを発表。

数々の変わった(天才かそれとも奇人かといわれる)エピソードを残し

50歳で生涯を終えます。

このお家の前にも彼が住んでいた証である記念碑が立てられ、

近くの公園にも彼の名前がついています。

このビルのエレベーター。横に動く開閉扉の外に開き扉がついていてユニーク。

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なぜかクローゼットの中に

グレングールドが使用したであろう電話がついていたり、

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ありとあらゆるドアのノブが他の家とは反対の位置に取り付けられています。

天才か奇人かといわれた、グレングールド。

今となっては謎ですが。

グレングールドの映画を作るという話も浮上しているとか。

見逃せません、グレングールド。

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