ヨーロッパ規模になった ジェラート祭り @ トリノ

公開日 : 2017年05月31日
最終更新 :
筆者 : YUCA
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いまや、世界中の老若男女に大人気のジェラート。発祥地はもちろんイタリアである。遠い昔から食されていた氷+果汁ベースでできたシャーベットタイプの氷菓から時代は進化し、牛乳ベースの氷菓、ジェラートが発明されたのが1559年、イタリアはフィレンツェと言われている。

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その起源を辿るべく今年も行われたジェラート祭りのスタートは、フィレンツェから始まった。

以前は各地でそれぞれ行われていたジェラート祭りがひとつのジェラートレースへと生まれ変わり、まずはイタリア国内を巡るレースに進化し、現在はヨーロッパ規模となった。今年は、フィレンツェ→ローマ→トリノ→ミラノ→ロンドン(イギリス)→ワルシャワ(ポーランド)→ハンブルグ(ドイツ)→そしてフィナーレはフィレンツェとなる。

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では、このジェラート祭り(レース)がどのように行われるのか簡単にまとめてみよう。

我こそは!と、レースに挑む 16のジェラート店がそれぞれ独自のフレーバーを提案。フードトラック内で、それぞれのジェラート店が自慢のジェラートと共に参加者を待つ。その背後には、エントリー番号・フレーバー・そしてジェラート職人の写真がのったパネルが掲げられている。

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参加者は、入口でチケットを購入し、手の甲にスタンプを押してもらう。投票用紙を持ち、16店のジェラートが待つフードトラックへと進み、それぞれのジェラートのお味見をする。そして、一番気に入ったジェラートを選び投票する。各地で行われたレースで勝ち残ったお店は、最終決戦へと挑む。

ジェラートフェスティバルは、レースだけではなく各地ごとにそれぞれのブース、セミナーなども開催される。恒例になりつつある初夏の楽しいイベントだ。

【データ】

GELATO FESTIVAL

筆者

イタリア特派員

YUCA

イタリア ピエモンテ州 アスティ在住。 フードスタイリストとして活動15年目、アスティにて起業。

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