アスティ 1925年から続く食の台所!室内メルカートも必見

公開日 : 2017年03月20日
最終更新 :
筆者 : YUCA
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我が町アスティには、前回ご紹介した

1. ピアッツァ・カンポ・デル・パリオ 青空市場

2. ピアッツァ・アルフィエリ 青空市場

3. ピアッツァ・カテーナ 青空市場、に加え月に1度、第2土曜日に開催される

4. BIO(ビオ)青空市場も人気だ。そして今回ご紹介するのは、

5.雨の日でも安心!ピアッツア・リベルタ 室内市場。

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この室内メルカートは、1925年に建設され、代々アスティに住む人たちの胃袋を満たし、

集いの場にもなっていたと言われている。

気のよい女性2人が営むガストロノミア(お持ち帰り用のお惣菜などを売るお店)、野菜や果物を売る青果店。

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こだわりのチーズや生ハムを売るお店。それもそのはずオーナーのGiuseppe(ジュセッペ)はパルマ出身!

・・ということもあり、店名はパルミジャーノの家。

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まだまだ続きます。その他、いつも元気で威勢のいい精肉店に鮮魚店。こちらのメルカートは、

代々続く家族経営が多く、アットホーム。お魚屋さんでは、マンマが作るお惣菜も密かに人気だ。

そして最後に、ワインの街ですから!エノテカ(ワインをメインに売るお店)がなくては、始まらない。

こちらは、アスティから7km離れたワイナリーが経営していることから、その場で試飲・量り売りもしてくれる。

種類は、バルベーラ、グリニョリーノ、コルテーゼと嬉しい地ワインのオンパレード。

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地元の人が空き瓶を持って行き、補充してもらっている光景をよく目にする。空き瓶がなくてもご安心を!

容器も用意されているのでホテルで一杯だけ。という旅行者の方にも重宝するのだ。

店内の品揃えは、アスティ県を中心とするピエモンテ州のワインが90%を占めており、地元愛を感じる。

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といった具合に、メルカートについて連載してみて、やはり美食の宝庫と呼ぶにはふさわしいと改めて実感。

この町に住んでからは特に、スーパーマーケットでのお買い物がググッと減り、今では野菜や果物はもちろんお肉、

お魚、チーズに卵を大型店で買うことはなくなった。餅は餅屋。専門店が充実しているのは本当にありがたい。

今後もこだわりの専門店にスポットを当て、紹介していこうと思う。

【データ】

名称:Consorzio Mercato Coperto

住所:Piazza Libertà 10, 14100, Asti

開催日:月,火,金 8:30-13:00,15:30-19:30 / 水,土 8:00-19:30 / 木 8:00-13:00

筆者

イタリア特派員

YUCA

イタリア ピエモンテ州 アスティ在住。 フードスタイリストとして活動15年目、アスティにて起業。

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