中央線の幻の駅「万世橋駅」でティータイムはいかが?
こんにちは!
地球の歩き方 東京特派員ブログ担当のみみです。
JR中央線の神田駅と御茶ノ水駅の間に、もう一つ駅があったのをご存知ですか。
それは「万世橋駅(まんせいばしえき)」。
場所は、秋葉原駅から少し歩いたところにある「万世橋」のすぐ近くです。
1912年(明治45年)から1943年(昭和18年)までの間、確かに「万世橋駅」は存在したのです。
1943年に駅が使われなくなった後、その遺構はそのまま残されていました。
その場所が整備され、2013年9月 商業施設「マーチエキュート神田万世橋」としてオープンしました。
施設内には、ファッションや雑貨のお店、カフェやレストランなどがありますが、今回ご紹介したいのは「旧万世橋」の遺構と電車を間近に感じられるレストランです。
2階に当たる部分にあるレストランに行くために上がる階段が、まさに万世橋駅の遺構です。
ここには階段が2つあります。
ひとつは、「1912階段」で、1912年(明治45年)4月の万世橋駅開業時につくられた階段です。
もう一つは「1935階段」で、1935年(昭和10年)鉄道博物館が建設された時につくられた階段です。
ちょっとレトロで重厚な感じがする会談で、その歴史を感じます。
階段を上がると(エレベーターもあります)、そこは「2013プラットホーム」です。
万世橋駅開業時から残されていたホームを整備し、デッキとレストランとしてよみがえったというわけです。
デッキは誰でも無料で利用できます。
ただ、一部屋根が無いので荒天の日は利用が難しいと思います。
ホームの先端には、「プラチナフィッシュ」というレストランがあります(屋根はありますが、一部デッキは屋根がありません)
ここでは、日替わりの海鮮丼やお寿司などのランチの他、スムージーなどのドリンク、インスタ映えするパンケーキなどを食べることが出来ます。
夜は、お酒が楽しめるお店になるようです。
味はもちろんですが、こちらのお店の目玉はやはり鉄道を間近に感じられること。
特に電車好きという方でなくても、両側を中央線が間近に通り過ぎていく迫力は貴重で、楽しめると思います。
特に夜はとてもロマンチックで綺麗だそうですよ。
秋葉原へお出かけの後などに、ぜひ訪ねてみて下さい。
マーチエキュート神田万世橋 ⇒ https://www.ecute.jp/maach
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