巨岩と清流の自然の芸術。龍王峡~鬼怒川

公開日 : 2018年09月23日
最終更新 :
筆者 : KEY

栃木県日光市はとてつもなく広い。

そして数々のスポットが存在しています。

今回は鬼怒川方面の龍王峡のご紹介。

DSC08837.JPG

鬼怒川温泉と川治温泉の間に龍王峡は存在します。

DSC08744.JPG

龍王峡はハイキングルートもありますが観光はこちらからの店が立ち並ぶ方からが無難です。

DSC08753.JPG

少々歩きますので足元に注意して進みましょう。

まずは虹見の滝

DSC08767.JPG

これでも結構な水量を誇る滝です。

光が差すと虹が見えることからこの名前になったと言われてます。

川の淵まで降りることが出来ます。

DSC08785.JPG

深い緑色の水の色をしてますね。

あの橋がまずは目的地虹見の橋です。

虹見の橋からの風景

DSC08838.JPG

これが龍王峡です。

今から2200万年前に海底火山の活動によって噴出した火山岩が鬼怒川の流れによって侵食され、まるで龍がのたうつような姿を思わせる圧巻の景色からこの名になったと言われています。

さらに奥に見えるのがむささび橋です。

DSC08806.JPG

虹見の橋から見える虹見の滝。

普通の観光ならここで引き返して終わりでしょう。

でも、せっかくですから先に進んでみましょう。

DSC08839.JPG

ここからは観光客は居なくなりハイキングコースになる。

DSC08843.JPG

湿地帯になって一本道が続いています。

むささび橋

DSC08846.JPG

ここからの龍王峡の眺め

DSC08851.JPG

虹見の橋からとはまた違った龍王峡になってますね。

龍王峡も深く分けると3つの区間があるんです。

虹見の橋付近が白龍狭。

そしてこのむささび橋付近は青龍狭。

緑(青)に見えるのは大谷緑色凝灰岩だからのようです。

この大谷石は宇都宮の大谷石と同質のようで、栃木県民なら皆、知っている石ですね。

さらに北へ進むと紫龍狭と呼ばれているようです。

むささび橋を渡ると

むささび茶屋があります。

DSC08861.JPG

ここで休憩して、さらに先へ行くか?

戻るか?選択することになります。

先へ行ってみましょう。

ここからは探究コースなのでさらっとお伝えします。

DSC08873.JPG

さらに進むとまた違った龍王峡が顔を出します。

紫龍狭でしょうか?

五光石

DSC08881.JPG

先ほど言った長年の火山の堆積により重なった大石の凝灰岩のため硬軟不均一のため流れや浸食により空洞が出来たようです。

かつては天候により五つの光が見えたそうだが今は見られない。

柱状節理

DSC08885.JPG

これは過去に違う場所でも見ることが出来た現象。

過去記事↓

マグマが上昇し、地下の浅い所で冷却された物が収縮し、材木のようになる現象。

形状は六角形が最も多いようです。

そして、白岩半島まで歩き戻ってきました。

最後に竪琴の滝

DSC08911.JPG

いかがでしたでしょうか?

龍王峡の絶景の観光はもちろん

ハイキングコース1時間~3時間コースになってますので歩くのが好きな方は訪れてみると良いと思います。

DSC08918.JPG

筆者

栃木特派員

KEY

生まれも育ちも栃木県です。新たな時代の変化など自分の目で確かめ、少しでも栃木県の魅力を発信できればと思い執筆しています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。