幻想的な青の渓流~スッカン沢!!那須塩原市

公開日 : 2018年09月05日
最終更新 :
筆者 : KEY

暑さも寒さも彼岸までと申しますが、近年は余談ならぬ暑さも残る所ではありますが、日増しに秋の深まりを感じる今日この頃。

随分と涼しくなり、動きやすい季節になりましたね。

今回は自然を満喫するスポット。

スッカン沢をご紹介。

DSC06929.jpg

まずは山の駅たかはらを目指しましょう!

以前、おしらじの滝を記事にしましたが、

その近隣にあります。

雄飛の滝線歩道駐車場

DSC08341.JPG

かなり人気なのでご覧の様に満車です。

今回の装備は本格的な服装をお願いします。

登山やトレッキングシューズ熊よけ対策等装備必須になります。

DSC08171.JPG

今回は案内図にあるスッカン橋まで行きたいと思います。

片道約2時間は見といた方が良いでしょう。

DSC08175.JPG

駐車場すぐ近くのゆうひ橋の脇から降りていきます。

DSC08191.JPG

自然の中にある歩道は時折、崖の上を歩く事になるので本格的な服装推奨です。

DSC08205.JPG

見事な渓谷を楽しむ事が出来ます。

そして、その渓谷の流れが青く見えます。

DSC08206.JPG

●そもそもスッカン沢とは?

スッカン沢の水が時折、青白く見える理由は高原山のカルデラ脈を水源とし、鉱物や炭酸等の火山の成分が多く含まれる水が流れているためです。

その為、かつてはこの沢の水が辛くて飲めない事から【酢辛い沢】等と呼ばれ、この呼び方がナマって今のスッカン沢になったと言われてます。

DSC08213.JPG

奥深い渓谷の中に時折太陽の光が入る瞬間があります。

DSC08251.JPG

その光が幻想的な世界を創り上げます。

とは言ってもその日の季節や天気や時間帯により様々な風景になり、その一瞬の奇跡を収める為に多くのカメラマンが集まっています。

自分も何か撮りたかったですが、イマイチなのしか撮れず申し訳ない。

●仁三郎の滝

DSC08225.JPG

そして見事な滝も見所の一つです。

天女のスカートのように見える事から、別名「舞姫滝」とも呼ばれています。

●雄飛の滝

DSC08267.JPG

スッカン沢最大の滝

近くまで寄れず写真での表現が難しい。

●スッカン橋

DSC08338.JPG

今回の目的のスッカン橋。

スッカン橋からの風景

DSC08280.JPG

スッカンブルーの沢に光が差します。

DSC08317.JPG

近くまで行っても見事なスッカンブルーですね。

深い緑のまるで別世界に来たような圧巻の空間。

DSC08333.JPG

写真では伝わりにくいですが、実際の自分の目で見た時の感動は物凄い物があります。

DSC08324.JPG

◎スッカン沢

秘境スッカン沢は春夏秋冬のいずれのシーズンも、楽しめますが深い緑を楽しむならこれからの季節がベスト。

ハイキングコースとしてメジャーになってはいますが自然の為、落石、絶壁、通行止めの箇所などがあります。

大自然の深い渓谷、秘境の為、単独行動は避け、グループでの行動を推奨。

携帯は圏外となりますので、お互い目の届く範囲での行動が必要です。特に沢を渡る時には充分な注意が不可欠です。

長時間のトレッキングなので、飲料水、雨具、熊避けの鈴(携帯ラジオでも可)等は必要です。

無理をせず自己責任において楽しまれるようにしてください。

筆者

栃木特派員

KEY

生まれも育ちも栃木県です。新たな時代の変化など自分の目で確かめ、少しでも栃木県の魅力を発信できればと思い執筆しています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。