台湾の異常気象と秋冬のおすすめ服装

公開日 : 2017年11月14日
最終更新 :
筆者 : 台北人

ニーハオ!

台北人です。

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台湾に住んで20年以上になりますが、毎年言われ続けている言葉。

それは「今年は異常気象だ!」

と、テレビの報道は言い続けています。

わたしが台湾に来て以来、異常気象の報道が無かった年は無いかも?

もしかして、台湾の気象は異常が普通で、正常な状態ではないのか?

と、一人で納得しています。

もう、どれが正常なのか、経験したことが無いのでわかりませんね。

台湾に住んで、最初の5年で、大型台風による洪水、別の年には雨が降らずに渇水。

1999年9月21日の大地震とそれに伴う停電。

と、次から次に異常気象の天災による天変地異がおきました。

その度に日本の家族や友達から心配の連絡があり、可哀想な国に行ってしまった可哀想な人。という感じでした。

新聞やニュースの報道では、台湾の一部が被害に遭ったとしても、台湾全土がそのような状態かと思われてしまうんですね。

天災はほぼ出尽くした感さえしますね。

数年前の大型台風も、経験したことのない規模でした。

木がバタバタと倒れて、ビル自体も揺れている感じがしました。

あそこまでの、圧倒的な台風の強風には遭った事がないレベルでした。

もし、ご旅行中に秋でも台風に遭遇したら、甘く見てはいけませんよ。

外出などは控えておきましょう。

大風のときに外を見歩くと、看板などが飛んで来ますからね。

とても危険です。

さて、台湾の秋は短く、もうすぐ冬になります。

一日の気温変化が激しい時期なので、ご旅行の方は、薄手の服を重ね着するほうが良いと思います。

朝は寒くて、日中は暑くなり半袖、午後から急に気温が下がり、夜は厚手の上着。という日もあります。

本当に一日の間で気温変化が激しいです。

10度以上変化する日もあります。

台湾の秋では、ちょっと寒くなると、台湾人はいきなりダウンや厚手のコートを着ています。

街を歩く人々の格好は東京の街とだいたいおんなじです。

あと、お天気が急変する事が多くて、いきなり雨が降り出したりします。

日差しが強い時もありますので、晴雨兼用傘を持ち歩くことをおすすめします。

女性の場合はスカーフやショールも準備していると便利です。

暑い日はクーラーがきつくて、レストランなどで寒い思いをすることがあります。

暑い日には室内で、寒い思いをするという不思議な状態です。

台湾の冬は暖房がないところが多いので、想像よりも寒いです。

10度を切っても暖房が無いホテルの場合は寒いと思います。

去年は台北市でも雪が降りました。

5度以下で、暖房無しは辛いですね。

そういう時期には台湾ではよく凍死者が出ます。

最近の新しいホテルは冷暖房完備のところもありますので、冬場はご予約の時に確認する方が良いと思います。

なんでもありの台北の気象状況でした。

快適な台湾旅行のお役に立てれば嬉しいです。

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