台湾の異常気象と秋冬のおすすめ服装
ニーハオ!
台北人です。
台湾に住んで20年以上になりますが、毎年言われ続けている言葉。
それは「今年は異常気象だ!」
と、テレビの報道は言い続けています。
わたしが台湾に来て以来、異常気象の報道が無かった年は無いかも?
もしかして、台湾の気象は異常が普通で、正常な状態ではないのか?
と、一人で納得しています。
もう、どれが正常なのか、経験したことが無いのでわかりませんね。
台湾に住んで、最初の5年で、大型台風による洪水、別の年には雨が降らずに渇水。
1999年9月21日の大地震とそれに伴う停電。
と、次から次に異常気象の天災による天変地異がおきました。
その度に日本の家族や友達から心配の連絡があり、可哀想な国に行ってしまった可哀想な人。という感じでした。
新聞やニュースの報道では、台湾の一部が被害に遭ったとしても、台湾全土がそのような状態かと思われてしまうんですね。
天災はほぼ出尽くした感さえしますね。
数年前の大型台風も、経験したことのない規模でした。
木がバタバタと倒れて、ビル自体も揺れている感じがしました。
あそこまでの、圧倒的な台風の強風には遭った事がないレベルでした。
もし、ご旅行中に秋でも台風に遭遇したら、甘く見てはいけませんよ。
外出などは控えておきましょう。
大風のときに外を見歩くと、看板などが飛んで来ますからね。
とても危険です。
さて、台湾の秋は短く、もうすぐ冬になります。
一日の気温変化が激しい時期なので、ご旅行の方は、薄手の服を重ね着するほうが良いと思います。
朝は寒くて、日中は暑くなり半袖、午後から急に気温が下がり、夜は厚手の上着。という日もあります。
本当に一日の間で気温変化が激しいです。
10度以上変化する日もあります。
台湾の秋では、ちょっと寒くなると、台湾人はいきなりダウンや厚手のコートを着ています。
街を歩く人々の格好は東京の街とだいたいおんなじです。
あと、お天気が急変する事が多くて、いきなり雨が降り出したりします。
日差しが強い時もありますので、晴雨兼用傘を持ち歩くことをおすすめします。
女性の場合はスカーフやショールも準備していると便利です。
暑い日はクーラーがきつくて、レストランなどで寒い思いをすることがあります。
暑い日には室内で、寒い思いをするという不思議な状態です。
台湾の冬は暖房がないところが多いので、想像よりも寒いです。
10度を切っても暖房が無いホテルの場合は寒いと思います。
去年は台北市でも雪が降りました。
5度以下で、暖房無しは辛いですね。
そういう時期には台湾ではよく凍死者が出ます。
最近の新しいホテルは冷暖房完備のところもありますので、冬場はご予約の時に確認する方が良いと思います。
なんでもありの台北の気象状況でした。
快適な台湾旅行のお役に立てれば嬉しいです。
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