フォトジェニックな台湾中部 南投の秘境 忘憂森林

公開日 : 2017年11月13日
最終更新 :
筆者 : 台北人

ニーハオ!

台北人(taipeijin)です。

忘憂森林に出没!

南投の山奥で人気のある森林地帯渓頭よりも、もっと奥にある忘憂森林(ワンヨウセンリン)は、秘境の部類になります。

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難易度高いです。

台湾の観光では上級者編になります。

交通は車で途中迄行きますが、後は近くのお茶屋さんが往復200元で提供している四輪駆動の車に乗り換えて、悪路の山道を登ります。

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四輪駆動でなくては登れない急勾配です。

歩いても登れますが、かなり時間がかかると思います。

約30分くらいでしょうか?

急勾配ですので、体力に自信がある方は歩きでも大丈夫だと思います。

道が整備されていないので、車が前後左右に揺れて乗客は叫びまくりです。

道幅も狭く、対向車はすれ違うのが難しいです。

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人生初めてレベルのものすごい道でした。

運転手の運転も荒くて、細い道をガタガタ揺らしながら猛スピードでした。

乗っていた時間は約15分くらいでしょうか?

ちょっと生命の危険を感じました。

中から風景写真を撮ろうとしても,携帯やカメラが振り落されそうです。

さて、四駆でいける所まで行くと、あとは車は駐車場が無いので、すぐに引き返す。とのこと。「帰る時には電話してください。」と言われて放置されました。

立て看板に運転手の携帯電話番号が描かれていました。

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秘境の為、あまりこのような情報が無く、事前に知らないことが多くて、行ってみてびっくりでした。

インスタの美しい写真を見てウカツに行くと、腰を抜かすかもしれません。笑。

あとは山を登ります。

ケモノ道の様な細い道です。

私が行った日は前日雨が降り、地面がドロドロで滑りそうでした。

ここで転んだら、大変なことになると思い、気をつけて歩きました。

10分位歩くと、池が見えてきて、枯木立の群が見えてきます。

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それが忘憂森林です。

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うれいを忘れる森林。

本当にそんな感じの神秘的な風景です。

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ここは以前は普通の森林でした。

1999年の9月21日に南投が震源地の大地震があった時に地形が変わり、堰きとめられた雨水が溜まり、池になりました。

ずっと水が溜まっていた為、木立は枯れてしまいました。

そうして枯木立群ができました。

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来るまでの苦労?も忘れられました。

冬場にはあまり雨が降らないので、池が消失することもあります。

お水の無い時の枯木立の群れも見てみたいです。

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もし行かれる場合は晴天の朝をオススメします。

午後からは霧が出たりします。

海抜2000メートルのところですので、急に天候が変わる場合があります。

雨具の用意をする方が良いですね。

私は車で行きましたが、かなり時間がかかると思います。

台北から車で5時間以上かかりました。

バスの場合は前の日に台中か南投に宿泊する方が良いと思います。

フォトジェニックな忘憂森林で、思い出になるお写真撮りましょう!

住所:南投縣竹山鎮大鞍里溪山路3- 25號

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