明日は台湾のお盆、旧暦の7月15日は中元節!

公開日 : 2018年08月24日
最終更新 :
筆者 : Mikiko

明日は旧暦の7月15日にあたり、

台湾でお盆にあたる中元節です。

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台湾では旧暦の7月を「鬼月」(グェユエ)と呼び、

死後の世界とこの世を隔てる門が開くとされている期間です。

台湾では幽霊を「鬼」と書き、先祖もこの鬼月の間は

この世に戻ってくると言われており、

日本で言うお盆の期間に当たります。

中でも旧暦の7月15日は、中元節と呼ばれ、

「普渡」と呼ばれるお参りをします。

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普渡は、無縁仏にお参りをする儀式で、

会社や家の前にたくさんのお供え物を並べて、

あの世のお金と呼ばれる紙錢を燃やしたりします。

かつて台湾の発展のために命を注ぎ、尽くした霊たちにお参りをして、

自分の家や会社で悪さをしないように、

つまりこの先1年も平穏に暮らせるようにという祈りを込めます。

今年は明日8月25日が中元節にあたり、

中元節前の出勤日となる本日は、

街中の至る所で普渡を行っているのが見られました。

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また、中元節の夜は一番霊が多いとも言われ、

夜の外出は控えた方がいいとされています。

鬼月の時期には「引っぱられる」ことが多いとも言われ、

水辺のレジャーは禁忌と言われています。

グルメや観光スポットだけでなく、

こういったところからも台湾文化を学ぶのも貴重な機会ですね。

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