もう1月だけど?!台湾は忘年会シーズン真っただ中!
早いもので2018年に入り、既に1か月が過ぎようとしています。
日本では既に新年会シーズンも終わったのではと思います。
ところが台湾ではただいま「忘年会」シーズン真っただ中です!
え?!1月下旬に忘年会?!と思いますが、
中華圏では今が年末なんですよ!
中華圏ではチャイニーズニューイヤーと呼ばれる
旧暦のお正月を重んじる場所が多く、台湾もその一つです。
2018年の旧正月は2月15日が大晦日、2月16日が1月1日、
そして1月5日にあたる2月20日までが祝日の予定です。
旧正月をお正月とすると、現在はお正月前の
年末真っただ中ということで、台湾は現在、忘年会シーズンです。
旧正月前に行う忘年会を「尾牙(ウェイヤー)」と呼び、
旧正月の1か月ほど前からが尾牙シーズンです。
忘年会というと、会社や部署のメンバーでという
イメージがありますが、台湾では取引先なども招待して
盛大に行うところが多いです。
私も先日、取引先の会社に招待していただき
尾牙に参加してまいりました。
この時期ホテルのバンケットルームは毎日尾牙の予約でいっぱいで、
どこのパーティールームも尾牙が行われ、
自分の参加するパーティーの会場を探すのも大変なくらいです。
忘年会というと居酒屋などでカジュアルに、というイメージがありますが、
台湾の尾牙は年末の節目となる会社にとって重要なパーティーで
円卓スタイルの華やかな宴会が行われます。
結婚式の披露宴のように縁起の良いネーミングの大皿料理が
次々と運ばれて、おいしい料理とお酒で社員たちの1年の労をねぎらいます。
さらには抽選で「紅包(ホンバオ)」というお年玉をもらえたりと、
社員たちにも大変楽しみな1年に一度のビッグイベントになっています。
また挨拶として乾杯するのも尾牙文化であり、
かわるがわる色々な人と挨拶しながらお酒を飲んだりするので、
気が付けば50回ほど乾杯をしていたというのもめずらしくありません。
お酒が苦手な方はジュースで乾杯でも大丈夫です。
台湾はすっかり年末のお休み前ムードが漂ってきました。
旧正月は1年の中でも1番大切な行事であり、
中華圏ではお正月の準備で慌ただしさが増してきます。
もし機会があれば台湾の尾牙に参加するとよりディープな台湾文化に触れることができますよ。
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