ストラスブール、近代日本映画祭 Kinotayo開催
皆さんこんにちは、フランス、アルザス在住のCoquelicotです。
今回はストラスブールで開催が始まった近代日本映画祭、KINOTAYOについてお送りします。
KINOTAYOとは
『フランス最大の日本映画祭・KINOTAYO (キノタヨ)映画祭はフランスでの現代日本映画普及を目的として2006年に設立されました。KINOTAYO 協会が開催する本映画祭は日仏の数多くの公共・民間機関よりご支援・ご協力を賜っています。
映像・絵画などの視覚表現は常に日仏間の架け橋となってきました。古くは19世紀、印象派の画家達は日本の美に魅せられ、「ジャポニズム」を生み出しました。フランスで紹介される日本文化は型にはまりがちですが、その型を破りつつも、古くからの日仏の文化交流の伝統を継承していくことが我々の目的です。
そして、両国は同じ社会問題を共有している一方、その接し方が異なっています。フランス人の観客に日本人の接し方を紹介するのも、当映画祭の役割です。フランスの観客に日本の「第7芸術=映画」の豊かさを発見して頂くため、毎年、特に製作18ヶ月以内の新作・フランス初上映の作品を中心に厳選し、上映して参りました。映画鑑賞を通し、感受性豊かで何事にも調和を求める日本人特有の観点で世界をご覧頂ければと思います。
また、フランスの商業的な映画配給システムのもとで鑑賞出来る作品は、日本映画のほんの一部でしかありません。我々は、既に有名な名画だけではなく、フランスでまだ紹介されていない優れた現代日本映画を皆様にご紹介したいと考えています。KINOTAYO協会はフランスでの日本映画配給の一助となるよう、映画祭の期間だけでなく年間を通じて活動しています。本映画祭で上映する新作のフランス語翻訳・字幕作成、フランス語字幕付き上映素材作成の多くはKINOTAYO協会が行っており、映画祭の後、フランスでの配給にお役に立てれば幸いです。
我々は日本映画は日本文化ファンの方々だけに向けたものではないと考えています。KINOTAYO 映画祭は全ての映画ファンの皆様に楽しんで頂ける映画祭でありたいと願っています。』
https://kinotayo.fr/jp/presentation
このイベントはパリのみならず、他都市に広まり、ストラスブールでも、今年で5回目を迎えました。
ストラスブールは4本の映画を上映
初日は日本でも有名な「カメラを止めるな」が上映されました。
映画館の方のご挨拶から始まり
ストラスブール総領事からのご挨拶
そして運営者からのご挨拶と映画の説明
「カメラを止めるな」監督インタビュー
監督からのこの映画の製作秘話なども楽しめました。
ストラスブールのラインアップはこんな感じ
1月24日 『菊とギロチン』
1月28日 『ユリゴコロ』
1月29日 『鎌倉物語』
開催地
Star Saint ExuperyRue du 22 Novembre, 67000 Strasbourg, France
筆者
フランス特派員
Coquelicots
アルザス地方のカフェ巡りとワイナリー巡りが好きで、アルザスワインPRの仕事をしつつ、アルザスの魅力をお届けできればと思っています。
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