ストラスブールの大通りGRAND RUE(グランリュ)はアルザス語であふれている

公開日 : 2018年11月11日
最終更新 :
筆者 : Coquelicots

こんにちは、フランス、アルザス在住Coquelicotです。

フランス、アルザス地方は、フランス語だけではなく、アルザス語も存在します。

ストラスブールではあまり耳にすることは少なくなりましたが、アルザス語を存続させようという動きもあり、アルザス語が勉強できる協会や、アルザス語とフランス語のバイリンガルの学校などもあるようです。

アルザス語って?

さて、そんなアルザス語ですがWIKIPEDIAによれば

『アルザス語(Elsassisch, アレマン語: Elsässerditsch、Elsässische、標準ドイツ語: Elsäßisch、Elsäßerdeutsch、フランス語: Alsacien、Alsatian language)

は、フランス中東部のアルザス地方のドイツ語の方言。』

とあります。ドイツ語の方言と言ってしまったら、恐らくアルザス人はあまりよく思わないかもしれません。

ですが、フランス語よりは確かにドイツ語に近い言語です。

アルザス語表記のものも

ストラスブールでも、道の名前がフランス語とアルザス語表記のものもあり、今日はそのバイリンガル表記の道をいくつかご紹介したいと思います。

GRD0.jpg

ストラスブールの大通りGRAND RUE(グランリュ)

ストラスブールの大通りと呼ばれる道の周辺の小道は全てフランス語とアルザス語で表記されており、面白い名前のものも多く存在します。

GRD2.jpg

こちらは盲目通り

上に書いてあるのがフランス語

下がアルザス語です

GRD1.jpg

そしてその近くにコンタクト通りがあります

GRD3.jpg

こちらは鶏通り

GRD4.jpg

こちらは石鹸通り。

面白い名前の通りがたくさんあります。

アルザス語もよくよく見ると、ドイツ語の方言と言われるくらいですから、ゲルマン系の言葉で、ちょっと英語に近い感じもします。

市場などに行くと、村から来ている方もいるのでたまにアルザス語を聞くことができます。

筆者

フランス特派員

Coquelicots

アルザス地方のカフェ巡りとワイナリー巡りが好きで、アルザスワインPRの仕事をしつつ、アルザスの魅力をお届けできればと思っています。

【記載内容について】

「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。

掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。

本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。

※情報修正・更新依頼はこちら

【リンク先の情報について】

「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。

リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。

ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。

弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。