小さな可愛らしい町ミッヒェルシュタットのヴァイナハツマルクト

公開日 : 2017年12月14日
最終更新 :

ヴァイナハツマルクト特集③

ドイツはここのところ週末になると雪がチラつく、そんな天気に見舞われています。

おかげで週末に出かけるヴァイナハツマルクトも雪がチラチラと舞い幻想的な雰囲気に包まれています!

とてもステキな美しい光景で、いつも以上に輝いて見えます。

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ドイツ人の同僚が最も好きなマルクトとして挙げたのが、この"Michelstadt(ミッヒェルシュタット)"のヴァイナハツマルクトでした。 観光バスもたくさん来ているミッヒェルシュタット、小さな町なのにビックリです。

当時は「何で?」と不思議だったのですが、久々に訪れてみると、この小さなマルクトの心地良さに「なるほど!」と納得です。

今日はそんなミッヒェルシュタットのヴァイナハツマルクトを紹介してみたいと思います。

城壁に囲まれた小さな町"Michelstadt(ミッヒェルシュタット)"

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駐車場から、町への入口、古い城壁の門へ。

クルミ割り人形の可愛らしいお人形さんが出迎えてくれます。

"Zum Markt(ツム・マルクト)"とは、マルクトへ(はこちら)という意味です。

街中にも登場するクルミ割り人形、一緒にあるレープクーヘンと果物、ナッツ類がそれぞれ違っていて可愛い♪

城壁をくぐると、ヴァイナハツマルクトへの入口が見えてきます。

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マルクトへの門があると、ワクワク感があって気分も盛り上がりますネ。

メルヘンの世界が広がるミッヒェルシュタットのマルクト

メルヘンの世界を作り上げているのは、町の至る所に飾られた人形たちと、中世そのままの木組みの街並み。

"Kellerei(ケラーライ)"もともとはワイン醸造所、現在は税務署を含む各役所が入った古い建物に囲まれた広場は、美しい特別な空間。

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木組みの家々の前に木造の小さな小屋が立ち並ぶ光景は、何とも言えない独特の雰囲気です。

この駕籠屋さん、ステキでしょう?

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1307年に再建されたと言う古い歴史を持つケラーライの建物では、工芸品展とヴァイナハツベッカーライ(焼き菓子)。

中に入ってみることをお忘れなく!

なかなか面白い手工芸品が並んでいて目の保養にもなります。

今回の手工芸品展で見つけたもの、ヤギの毛で作った埃とり。

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柄の部分は色々な動物のモチーフが...

こげ茶色の木目でちょこんと座った横向きくまのものをチョイス。

ヤギの毛ってこんなに柔らかいんですネ。 手触りかなり気持ち良いです。

1つEur 5,00-

町の至る所に飾られた人形たちを探すのも楽しい♪

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何と言っても可愛いさNo.1は、旧市庁舎前の4体のお人形たち。

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ミッヒェルシュタットのシンボル的存在、旧市庁舎"Rathaus(ラートハウス)"

1434年創建ですから、かなり古い歴史建造物ですネ。

市庁舎前にはクリマスツリーも立てられ、雪の白とツリーの緑、飾りの赤と雰囲気バッチリです。

ちなみに、ツリーは、ドイツ語では、"Weihnachtsbaum(ヴァイナハツバウム)"、または、"Kristbaum(クリストバウム)"と言います。

旧市庁舎のある広場、"Marktplatz(マルクトプラッツ)"は、木組みの家々で囲まれています。 そのあちこちに飾られた人形が何とも愛らしいですネ。

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小さいながらも小さな子供用のカルーセルもあります。 いかにもドイツらしい光景です。

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町中の至る所に設置された色々な人形の数々。 エルツ山脈の村、ザイフェンの木工芸品みたいで愛らしい。

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こちらはかなり大がかり。 トナカイさんとサンタクロース。

どうですか? 木組みの家と可愛い人形たち、この街並みが人々を惹きつけるんでしょうネ。

数々のヴァイナハツマルクトを一通り経験してくると、大きな町のマルクトもそれはそれで楽しいですが、「2時間くらいで周れてしまう小さな規模の、小さくても居心地良いステキな雰囲気のマルクトが良いなぁ~」と思うのです。

この町ミッヒェルシュタットがドイツ人に人気なのもこの辺りに理由があるのかもしれません。

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