ハロウィンにちなんでドイツの面白カボチャと季節のメニュー
ドイツ四季便り第24号
先日、久々にドイツ観光の王道、"Heidelberg(ハイデルベルク)"へ行ってきました。
ドイツは只今秋の紅葉真っ只中です。
明日10月31日はハロウィンですよね。
ハロウィンと言えば、カボチャを想像しませんか?
本来ハロウィンはアメリカから伝わった文化ですが、年々ヨーロッパにも定着している感があります。
間もなくハロウィンを迎えようとしているドイツですが、以前にも一度お伝えしました通り、ドイツは大分前からハロウィンモードで秋を感じていました。
ドイツのお店のディスプレイは、1か月程前からハロウィンを意識したものでしたから。
上の写真は、近所のナーサリーショップのものですが、色々な種類の南瓜がディスプレイされています。
でも、「これって食用じゃないよネ」と思っていたんです。
ところが、良く行くスーパー"REAL(レアル)"に並べられたカボチャコーナーを見て愕然。
なっなんと、ちょっと見た目には行けてない南瓜に"Speisekürbis(シュパイゼクェルビス)"=食用南瓜と書いてあって目が点になってしまいました。
今年、初めて意識して見てみれば、「色々な種類の南瓜が売られているんだなぁ~」ということにホトホト気づかされました。
このあたりはかなり南瓜だと思えるけど...
こんな子とかも、この辺はまだ想像できるけど...
こんな瓜っぽい子とか、これって南瓜?と疑ってしまいそうです。
とは言え、カボチャも、所詮南瓜(南のウリ)だから、同じ仲間なのかと変に納得したりして...
更に強力な、個性派な子たちが続々と登場です。
左の小さな南瓜は、「中身を繰り貫いてスープとかパスタとかを作って、その器に盛ったら美味しそう!」だし、右の写真は、南アの友人が教えてくれた"Butternauts(ブッタ―ナッツ)"と言って色々と使えるのは分かるけど...この真ん中の子、グロテスクな南瓜だけはどうしても想像できない...
上の写真真ん中の南瓜、とても食用とは思えないですよネ。 見た目はキノコみたい、「これって一体美味しいのだろうか?」「どうやって食すの?」と疑問だらけですが、"食用"なんですよ。
こんなに色々とある南瓜、何がどう違うのかさっぱり分かりませんが、何と言っても全て食用というのがビックリ!です。 執念深いけど、特にキノコ南瓜ネ、かなりのインパクトです。
極めつけは、日本風な南瓜がこんなブランド名で売られています...
"Kürbis Hokkaido(クェルビス 北海道)"
何度か挑戦したことがあるのですが、未だホックリと炊き上げることができず、かなり水っぽい印象です。 他のお母様の中には、この南瓜を美味しく日本の南瓜の様にホックリと煮つけていらっしゃる方も居たので、私の腕が未熟なのだと思います。
いずれにしても、こんなに色んな種類の南瓜が出回っているドイツ、ちょっとずつ南瓜研究してみようかな?なんて思ってしまう今日この頃です。
ところで、先日行ったハイデルベルクで、旬の食材を使った特別メニューを頂きました。
この時期、レストランでは秋の食材南瓜を使った季節の特別メニューを楽しむことができます。 中でも手頃に間違いなく楽しめるのが、南瓜のスープ"Kürbissuppe(クェルビスズッペ)"です。
南瓜のオイルに南瓜の種も合わせた秋の食材、南瓜満載のスープはこの時期にしか味わえない特別感があって美味しいですね。 ちょうどこの時期にしか飲めない、白ワインになる直前の発酵中の旬のワイン、"Federweisser(フェダーヴァイサー)"と共に秋を舌で味わう一時でした。
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