夏の食材ラストスパート:黄色いキノコ"Pfifferlinge(プフィファリンゲ)"
ドイツ四季便り第23号
前回のドイツ四季便りでは、"かぼちゃ"でドイツの秋景色をご紹介しました。
そろそろレストランの旬の特別料理メニューに、かぼちゃを使った料理が登場する頃です。
その前に、夏の食材"Pfifferlinge(プフィファリンゲ)"をラストスパートで食しましょう!
日本では、キノコと言えば、「秋」を連想しませんか?
でもこれってもしかしたら単に松茸の影響なのかもしれませんね。
ドイツには、白アスパラガスが終わった頃に、季節の特別メニューとして登場する夏を代表する食材のキノコがあります。 見た目が黄色でグロテスクなので、なかなか手を出すことが出来ませんが、実はこの子、本当に味があって美味しいんです。
春の訪れを告げる白アスパラガスの季節が終わりに近づく初夏の市場に登場するのが、黄色い色のキノコ、"Pfifferlinge(プフィファリンゲ)"。
ドイツだけでなく、ヨーロッパ全土に出回る黄色のキノコです。
その存在感にかなり興味があったのですが、ドイツに来たばかりの頃にはなかなか手が出せませんでした。
そんな私でさえ、このキノコを美味しさを知ってから、毎年スーパーやレストランの特別メニューに登場するのを待ち構える様になりました。
それくらい本当に味があっておススメの食材なのです。
初夏になると、レストランの季節の特別メニューに登場するプフィファリンゲを使った料理の数々。
旅行者としてドイツを訪れる皆様にも是非味わって頂きたいものの1つです。
一番最初の写真は、ドイツ料理を代表する"Schnitzel(シュニッツェル)"と季節の食材プフィファリンゲのクリームソースとのコラボバージョンです。
ブラウンソースですね。 上の写真は、ドイツ語で"Bandnudeln(バンドヌーデルン)"という平たいパスタと絡めたプフィファリンゲのホワイトソース。
プフィファリンゲは、やはりホワイトソースとの相性が抜群だと個人的にも思います。
もう夏も終わりの頃、スーパーREWE(レヴェ)で買った旬の食材、プフィファリンゲも自宅でホワイトソースにアレンジして楽しみます。
玉ネギとベーコン、それにたっぷりのプフィファリンゲをバターで炒めて白ワイン、マギーの野菜コンソメ、牛乳を混ぜて簡単に作ったパスタですが、プフィファリンゲの独特の風味のおかげてとても美味しく頂けます。 ホワイトソースとの相性抜群です。
日本ではなかなか味わえない味がここにあります!
初夏から秋にかけてドイツに来られる方には絶対試して頂きたい、私のイチ押し食材、それがプフィファリンゲです。 是非お試し下さい。
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