フランクフルトから行ける木組みの家の世界:イトシュタイン
観光地再発見の旅 ⑨
さて今回は、前回ご紹介したイトシュタインの町歩きレポートです。
ここ、イトシュタインは、フランクフルトからローカル線"Regionalbahn(レギオナルバーン)"略してRBの20番で、乗り換えなしの40分弱で行くことができます。
ドイツには、ロマンティック街道やメルヘン街道などの日本で有名な街道以外にもたくさんの観光街道があります。 それはもうビックリな程!色々な街道があります。 そんなあまり知られていない街道の1つとして、木組みの家街道"Fachwerk Straße(ファッハヴェルク・シュトラッセ)" というのがあり、イトシュタインは、その街道沿いの町の1つに数えられています。 ちなみに、以前ご紹介した"Braunfels(ブラウンフェルス)"も入っていました...
RBのIdstein(Taunus)駅からは徒歩約12分。 バスもあるのですが、待ち時間やバス亭までの距離等を考えると、分かり難いバス利用よりも歩いてしまった方が良さそうです。
まずは、木組みの家が並び、見た目も美しい市庁舎"Rathaus(ラートハウス)"があるメイン広場"König-Adolf-Platz(ケーニッヒ・アドルフ・プラッツ)"を目指しましょう。
ツーリストインフォメーション》
住所: Killingerhaus, König-Adolf-Platz,65510 Idstein
Telefon: +49 (0)6126 78-620
e-mail address: Tourist-Info@idstein.de
Website:
営業時間
火・水/ 08:00~12:00 及び14:00~17:00
木・金/ 08:00~12:00 及び14:00~18:00
土/ 11:00~16:00 日・祝日/14:00~17:00
月曜定休日
Killingerhaus(キリンガーハウス) (1615年)
イトシュタインの中でも最も装飾に富み美しい木組みの建物の1つであるキリンガーハウスの中に、ツーリストインフォメーションと市のミュージアムが入っています。
Rathaus(ラートハウス) (16198年)とSchiefes Haus (シーフェス・ハウス) (1727年)
オレンジ色の壁が眩しい市庁舎、ラートハウスと、向かって左にチラッと見えているオレンジの窓枠がブルーの壁に映えて目を引くシーフェスハウス。 シーフェスハウスとは、「歪んだ家」とでも訳したら良いでしょうか? 実際かなり傾いた家で、四角と三角の幾何学模様も良い雰囲気を出している面白い建物です。
こちらは、実際に目の前に立って、その不思議な感じをジックリと味わって下さい。
Höerhof (ヘーアホフ) (1620年)
ケーニッヒ・アドルフ・プラッツから市庁舎の反対側に伸びる坂道を上っていくと、へーアホフという名のホテルレストランがあります。
イトシュタインのお城Shcloss(シュロス)を建てた建築家が、報酬として授与された土地に建てた邸宅なのだそうです。
外からチラリと伺える中庭の雰囲気もとってもステキ! ホテルの宿泊料金は、ダブルルームがEur 126,00-からと4つ星ホテルにしてはお手頃な価格なのが嬉しいですネ。
ケーニッヒ・アドルフ・プラッツからヘーアホフに至る坂道沿いの建物はどれもユニークで面白い。 ドアフェチの私、色々なドアに見とれてしまいました。
右のドアのお家、ズームアウトしてみれば、こんな感じです。 坂道に合せて上手く組まれた木組み部分に関心したり、「それにしても随分歪んでるぅ~」と驚いたり。
可愛らしいお家もたくさん。 色合いとか壁に這わせたバラやベンチの感じもとてもステキ。
今回の町ブラでは、お城"Residenzschloss(レジデンツシュロス)"やお庭"Schlossgarten(シュロスガルテン)"、マルクト広場"Marktplatz(マルクトプラッツ)"周辺までは足を運んでいませんが、ちょっと歩いただけでも楽しいイトシュタインです。
イトシュタインで最も古い建造物で町のシンボル的存在。
坂道の上から広場を見下ろすと、町のシンボルである魔女の塔が見えます。
ここからの景色も最高ですよ。
可愛らしい雑貨のお店も...
とにかく、ぷらぷら町歩きが楽しいイトシュタインの町でした。
フランクフルトから日帰りも可能な距離にあるイトシュタイン、フランクフルトからのプチ旅行に如何ですか?
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