お上りさんのロンドン徒然旅日記⑧:ケンジントンパレスでアフタヌーンティー

公開日 : 2017年03月16日
最終更新 :

イギリスと言えば、やはりアフタヌーンティーは外せません。 今回の旅では、「有名なホテルかどかで、3段ケーキスタンドで出てくるアフタヌーンティーがしたい!」というのが私のリクエストでした。

Afternoon Tea 5.JPG

でも、これが案外時間的に難しかったんです。 なぜなら、「ランチで飲茶を食べたい!」となると、お腹いっぱいで...とか、夜に友人家族と食べるとなると、アフタヌーンティーをしちゃうとお腹いっぱいで食べられないしなどなど、アフタヌーンティーをする時間帯と朝食・ランチ・夕食との兼ね合いが難しく最終日まで引っ張る形になってしまいました。

前回触れましたが、バッキンガム宮殿へ行くことになったので、では、アフタヌーンティーは、ダイアナ妃所縁の"Kensington Palace(ケンジントン・パレス)"に決定!です。 私も何度かロンドンには来ていますが、ケンジントン宮殿まで足を運んだことはなかったので楽しみです。

さて、バッキンガム宮殿からは、またまたバスで移動です。 バッキンガム宮殿とケンジントン宮殿はお隣さんなのですが、なんせ広大な敷地内にあり、歩くには流石にね...

バスを降りてから、ロイヤル・アルバートホールを見ながら、周辺をブラリと歩いて、公園の入口へ向かいます。

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例のごとく、こちらも宮殿までは広大な公園を通って行きます。 公園を歩いていると、こんな可愛らしい住人とバッタリ出会いました。

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あのウィリアム王子は、ここケンジントン宮殿からこの周辺の保育所や、ノッティング・ヒルの幼稚園へ通っていたとのことですが、それがどういうことなのか?どんな生活なのか、あまりのスケールの大きさに何か想像できませんね。 「こんな公園を毎日通って保育所や幼稚園に通っていたのかぁ~」としみじみ思います。 現在も、ケンジントン宮殿には、ウィリアム王子とキャサリン妃、そして2人のお子様が住んでいらっしゃいます。 どんな生活をされていらっしゃるのでしょうね?

【Kensington Palace】 Official Website: http://www.hrp.org.uk/kensington-palace/#gs.dRAbjjk

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今回は時間的な制約がありパスしましたが、こちらも宮殿内の一部のみ公開されています。 2017年は、さらに2月24日から"Diana: Her Fashion Story"と言う特別展が開催されている様ですよ。  「これ、行きたいなぁ~」-実はダイアナ妃の大ファンな私です。

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見学はしませんでしたが、宮殿入口のところにあるミュージアムショップには立ち寄りました。 ここで、歴代のイギリスの王族の歴史について書かれた子供用の本をゲット。 娘が読む前に先に読んてしまった私ですが、子供用だけに分かり易く書かれていてなかなか面白かったです。 子供向けとは言え、アメリカ人女性ウォリス・シンプソンと結婚するために王位を捨てた『王冠を賭けた恋』のエドワード8世のことやダイアナ妃のことまでちゃんと書いてあって流石!と感心してしまいました。 ちなみに、私はこの本でエドワード8世の恋話を知りました。(「勉強になるわぁ~」)

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さて、お目当てのアフタヌーンティーをすべく、ティーサロンへ向かいましょう。 ケンジントン宮殿の裏手にあるガーデンを抜けて行きます。 まさにこれから始まるティーセレモニーの序章に相応しい清楚で美しいお庭です。 気分が盛り上がりますね。

Kensington Palace 6.JPG

ケンジントン宮殿の"Orangery(オランジェリー)"を改装して造られたティーサロンです。 オランジェリーとは、オレンジやレモンなどの東方の植物を寒い季節に育てるために作られた温室の原型なのだそうですよ。

Kensington Palace 5.JPG

確かに温室の様な造りでとてもじゃないけど、カフェやサロンのために造られた建物では無いなというのが明らかに分かります。 室内は、温室だけに、日の光りがたくさん入る様になっていて、10月だというのにとっても明るくて気持ちが良かったです。

【The Orangery: Afternoon Tea】

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お目当ての3段ケーキスタンドの正式なアフタヌーンティー。

「これこれ、これですよ。夢見た優雅なティータイム♪」

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トラディッショナルに、キュウリのサンドウィッチがありますね。 その昔、ヴィクトリア朝の時代には、新鮮なキュウリを食べられるのは上流階級の特権だったとか。 裕福の象徴だったらしいです。 何だか今とは逆ですね。 スポンジケーキにジャムがサンドされたヴィクトリアンケーキも見えます。 この時は、ピンク色のデザートでした。 もちろん、スコーンとクロテッドクリームも。 3段ケーキスタンドのものは、下から順番に食べて行くのが作法らしいのですが、知っていました? この時は、どうしたっけな? 3人でこれとスコーンとティーのセット(クリームティー)をシェアしたので、あまり作法に則っていなかったような...

Afternoon Tee 2.JPG

それでも良いのです、家族で幸せティータイムを過ごしたのですから。 日が燦々と降り注ぐオランジェリーの空間が気持ちよくて、ここで頂くアフタヌーンティー、まさに至福の時でした。 程よく歩いてお腹も空いていたし、紅茶も美味しいし、どれも上品なお味で皆~なハッピーでした♪

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