ドイツ四季便り第8号:ムール貝の旬の季節"erの月"がやってきた!

公開日 : 2016年09月27日
最終更新 :
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皆さん、"erの月"って聞いたことありますか? 

所謂、September, October, November & Decemberと英語(ドイツ語も然り!)で最後に-erが付く、9月、10月、11月、12月のことです。

この"erの月"と言うのは、ムール貝が最も美味しい時期とされています。

実際には、イースター(3月~4月初旬)くらいまで、場合によっては、ほぼ1年中、市場に出回っているのですが、特に秋から冬にかけてのこの時期が最も実が大きくぷりぷりした美味しいムール貝が食べられるとされています。

先日、ドイツのスーパーREWEでAngebote(アンゲボーテ)/特売になっているムール貝を見つけて思わず即効手に取りました。

1kgが、何とEur 2,99-! 見た瞬間、「これはもう買うしかない!」と即買いです。

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ドイツ語で、ムール貝は、"Miesmuschel(n) (ミースムシェル(ン))"と言います。

でも、レストランなどでは、Muscheln(ムシェルン)とだけ書かれていることも多いです。 ドイツで食べられる貝と言えば、ムール貝くらいなのでしょう。 ハンブルク辺りへ行けば、もっと気軽に色々な貝が食べられるのかな?

ちなみに、ドイツと言えども、もちろん、イタリアンやスパニッシュレストラン等では魚介類が食べられますので、ご心配なく。

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さて、今シーズン初もののムール貝は、"ノルマンディー風"に料理しました。 

もう10年以上前に、大好きなベルギーのムール貝専門レストラン"Restaurant Konings"の"Moules du chef(シェフのムール貝)"の味を求めて、あるブログにたどり着き、それ以来、ムール貝と言えば、我が家はいつも、マダムTOMATOさんのレシピでノルマンディー風ムール貝です。

バターで炒めた玉ねぎのみじん切りにムールとリンゴを入れて、白ワイン(または、シードル)で蒸し焼きにし、最後に生クリームを入れてソースが温まったら出来上がり♪

簡単レシピなのに、とっても美味しい! 我が家の家族にも大好評の我が家の定番メニューです。

詳しいレシピは、こちらへ→マダムTOMATOの"グルメガーデン"

*カテゴリ別レシピの中の"海&川の幸(魚介など)/甲殻類・烏賊"をクリックすれば、ノルマンディー風だけではなく、色々なレシピが掲載されています。

今回の特売ムール貝、Eur 2,99-とお安いものでしたが、実も大き目で食べ甲斐があり、生クリームを煮立たせてしまったにもかかわらず、とても美味しく頂きましたよ。 

冷凍品や加工食品以外、普段なかなか食卓に乗ることの無い魚介類ですが、この時期はムール貝を食べられるとあって幸せです。

ドイツ生活、ちょっとした些細なことが、ハッピーの種になるのです。

さぁ、これから"erの月"真っ只中へ突入ですから、ムール貝を思いっきり楽しむぞ!

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