昨年末からスキー三昧!

公開日 : 2009年01月02日
最終更新 :

昨年末は雪が積もりだしたクリスマスイブから大晦日ギリギリまでスキー三昧。

残っていた仕事やらこのブログの更新やらしなきゃいけないことは山ほどあったんですが、

大自然の白銀の誘惑には勝てず、年末はほぼスキーに出かけていました。

ブルガリアは欧州の中でも格安、快適を売りにする隠れたスキー天国なんですよ。

特に2年前にEU加盟してからというもの、イギリス、フランス、ドイツなどヨーロッパ各国は元より

お隣ギリシャ、ルーマニアなどからのスキー旅行客も年々増えている一大スキーリゾート。

首都ソフィアに住んでいても、都心部から車でたったの30分で行けるビトシャを初め

ビトシャより多彩なコースや設備がシッカリしている首都から車で1時間のボロヴェッツ。

外国人に圧倒的人気を誇り、ブルガリア情緒も感じられる村があるバンスコ。

数多くの有名トップスキー選手を輩出しているチェぺラレなどなど。

多種多様なスキーリゾートがあります。

僕がよく行くのは首都ソフィアから車で約1時間でいけるボロヴェッツ。

雄大な大自然の中で山間コースなどまったり滑っていくのが楽しい。

ボロヴェッツスキーのゴンドラ&リフト券は、半日28レヴァ(約1800円)、1日55レヴァ(約3500円)。

日本に比べてかなりの安さですね。

日本やカナダ、オーストリアと比べて人が少なく

時期や時間帯によってはこんな感じでのんびり滑れるところが最高!

おもいっきりこけても恥ずかしくないしね〜

ちなみに大晦日にボロヴェッツに行ったときには、

昨年まで既存のTバーリフトがあったところに新しいリフトが設置されていて感激!

Tバーリフトだとこけるのが怖くて毎回緊張してたからホント良かった(^^)

ちなみにスキーリフトの待ち時間はどこでも平均3分前後、どんなに混んでても10分超えない。

スムーズにスキーができるのが一番の魅力。

しかも、この新しく設置されたリフトにはアナログなブルガリアでは想像がつかなかった・・・

自動歩道付き!

ゲートが開いてからリフトに座るまで焦らずに必死でスキーをこがなくてもよくて良いのがいい!

何でも揃っている日本を離れ、ふだんブルガリアで生活していて色々不便さを感じていながら

何も無いからこそ苦労して得れるものもあると悟り、不便の中の良さがあると思っていたブルガリア。

やっぱり便利の方がいいかもと思いなおしてしまう逆カルチャーショックでした。

ボロヴェッツにはなぜか馬車やポニーがゲレンデをうようよしてます。

馬車は車の入れないゲレンデ内でのタクシー代わり。

ポニーはスキーを滑れない人や子供用のアトラクションです。

つーか、マイナス10度前後の寒い中でお客さんがいるの不思議なんですけど。

もちろん、各スキー場ではナイターもあります。

特にソフィア中心部から車で30分のビトシャのナイターは、仕事帰りに立ち寄れるのでお手軽。

ただし、ビトシャは六甲のごとく凍える風が吹き降ろしているので夜はカナリの寒さ。

マイナス30度の寒さに耐えながらスキーを楽しめるハイテンションな性格じゃないと無理。

滑っていると、まつげが凍り瞬きが出来なくなり、鼻水が凍り息が出来なくなります。

ビトシャナイターに行く際には気温と天候を十分考慮しなければサバイバルになりかねません。

それでも、どんなに寒くてもビトシャナイターをこよなく愛する人は僕を含めけっこういるとおもう。

それは滑っている間中、眼下に広がる首都ソフィアの夜景パノラマの美しさ故。

この写真が一番良い出来だったんですが

自分自身の写真技術が下手な上、手がかじかんでますので上手く撮れない。

肉眼で見るのに比べてカナリ見劣りますが、実際に見てもらいたい光景です。

空気が透き通っている寒い夜ならソフィアの夜景、とても素敵で必見の価値ありです。

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