旧約聖書の世界をみた!
山歩きの好きなおばがハイキングの友達とマケドニアにきてくれたので、スコピエから2時間ほどの山に登ってきた。名前はポポバシャフカ連峰。2000M級の山々がつらなる。
今スコピエは日中33度から38度にあがるが、そこは20度以下で風がふくものだから 少し寒い。まだ,雪渓ものこっている。
マケドニアにアルピニズムはあるもののそんなにポピュラーではないからポポバシャフカに登山道はない。地図はあるらしいが、それはミリタリーの手の中にあるらしい。私はよくパートナーとジーナ(イヌ)と山歩きにいくが,時々冷戦時代の産物をみる。やぶれた砂袋とか塹壕とかみると歴史を肌にかんじすぎてこわくなる。
私たちはGPSをもっているから道に迷うことはなく車にもどることができることは、今の時代に感謝する。
私たちがいつもあるくのは、羊飼いと羊たちがあるくみち。羊は足が小さいから道のはばは20cmくらいなのだけれど、ちゃんと歩きやすいようにみちはジグザクと頂上へみちびく。少し人間用にはせまいから靴とズボンのあいだに草がつきささることをのぞけば 快適な登山道だ。
1,ロシア製ラダという車でがんがんいく。四駆を楽しみたい方も是非マケドニアにどうぞ。ご紹介します。
2、雪渓
3、羊をみまもる羊飼いと私。長いときになると30日以上も羊をつれて山から山へとあるくらしい。オオカミもでるのでシャープラリネッツというどでかいバルカンのシェパードがいつもひかえている。夜は非常にさむいが羊のむれにはいるととても暖かいとのこと。臭いのじゃないかと懸念するが。あと、必需品としては長い杖。どのようにつかうかというと、羊が群れからはなれたらそれに向けて思い切り投げる。羊はたちどまりシェパードが群れにみちびく、の図。だが、旧約聖書とちがうだろうとおもわれる点は携帯電話も必需品、というところでしょうか。
4、高山植物。一つはリンドウの種類とおもわれる。
5、草がとてもおいしかった、とのこと
この一面のやま、8月には一面のブルーベリーの山となるのです。
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