雨季です。
シンガポールの雨季は10月ごろから2月ごろまでです。
日本の梅雨とは違って毎日一日中シトシトと降るような雨ではなく、
一日のうちの数時間まとまった雨が、時には雷を伴って降ります。
東京都23区の面積ほどのシンガポールですが
シンガポール全域が雨になることは少なく、
一部の地域だけ降ることが多いです。
少し風が吹き始め、黒い雲が近づいてきたら要注意、
まもなく雨が降り出します。
大粒の雨で雨足が強まると、屋外の徒歩の移動が難しくなり、同時にタクシーはつかまりにくくなります。
こんな時は、小一時間雨宿りが正解で、
ちょっとショッピングモールの中をぶらぶらしていると、もうお天気が変わっていたりします。
どのくらいで止むか、見当をつけるのによくお世話になるサイトはこちら。
雨が降っている場所と強さを見ることができるので、出かける前にチェックすると
自分の居るエリアは晴れていても、出先が雨ということがわかったりもします。
シンガポールに住んでいる人の足元がサンダルやビーチサンダルなのも
この大雨にいつ襲われるかわからないから?
私も来星当初は日本から持ってきた皮の靴にシミをつくり捨てました。
雨季でなくても晴雨兼用傘は常に携帯しています。
雨が続いて水たまりができると心配なのは蚊の発生。
蚊はデング熱を媒介するので、政府がその発生をくいとめるべく
各住居やビル、学校など、すべての場所でのペストコントロール(害虫発生防止対策)が義務づけられています。
なので、街を歩いていると急にブーンという大きな音と共に白い煙がもくもくあがっている場所に出くわします。
殺虫剤ですから吸い込むと気分が悪くなるので、タオルを口にあて、ダッシュでその場所を離れる私です。
ちなみにデング熱患者が出ると、その周りの地区に蚊の発生元になっている場所がないかどうか
コンドミニアムの一戸一戸にも係の人が見回りに来ます。
自宅に突然来て、家に上がって花瓶やプランターの水受け皿やベランダにバケツ等ないか、チェックしていきます。
もしボウフラなどわいていようものなら、罰金です。
こちらの住居はキッチンの奥にメイドさん用のトイレが有り、メイドさんがいない家は、使わないでそのままにしてあると、そのトイレの水たまりも発生源になるので使わなくても時々流すように気を使います。
シンガポールでは日本の夏ほど蚊がいないのは、このような対策が施されているためです。
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