シンガポールの占い事情
今月のお題は「占い事情」ということで
シンガポールについて言えることは
「風水がとっても大切」ということでしょう。
街であちこちに見かける
風変りな形の高層ビルや
途中階に穴が開いているような造りのデザインのコンドミニアムも
風水の教えにならって造られているそうです。
建物で龍の流れを止めたりしないように
通り道として穴が開いていると聞きました。
サンテックシティというショッピングモールやコンベンションセンターやオフィスタワーなどのある総合施設は「手」を模して造られていて
親指に相当する、やや低いビルをはじめ、4本指にあたる背の高いビルが円を描くように建てられ、真中の手のひらにあたる部分には巨大な噴水が造られています。
その名も「富の噴水」。手のひらに富が流れて入る意味だということです。
何気ない風景の中、たとえば
「飾られている一風変わったオブジェ」や「エントランスに水槽&金色の魚」「門の前に植えられた対の植木」なども風水にならっているのだそうです。
シンガポールでは有名な話をひとつ。
シンガポールの1ドルコイン、
以前は1ドルはお札でしたが
地下鉄の計画が持ち上がったときに
「地下を通る龍の通り道に電車を通したら国が傾く」という風水師のお言葉に
どうしたものかと考えられて
出た結論が「国民全員にお守りを持たそう」ということ。
しかし、多民族国家で宗教もさまざま、、
みんなが持ってくれる共通のお守りなんて、どんなお守り!?
そこで考えられたのが、「お金」!
お金ならみんなが持つということで
縁起のいい八角形の金色の1$コインが発行されたということです。
1ドルコインなら、みんなのお財布にいつも入ること間違いなし!
本当に、いいこと思いつきましたね。
というわけで
占いでお金も発行してしまうほど
国家自体も占いで運営されていそうな!?シンガポールのお話でした。
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