元は牧師館 住宅街の奥、教育施設にあるホテル&ホステル 1 (ホテル編)
元は牧師館だったという変わった歴史をもつホテルとホステルを紹介します。
教育機関サヴォンリンナ・クリスティッリネン・オピスト(Savonlinnan kristillinen opisto)にある宿泊施設です。
サヴォンリンナのバスターミナルから3番バスで約20分、住宅街を抜けた奥にあります。
この地には昔は牧師館がありました。
夏は緑が、冬は真っ白な雪景色が美しい静かな場所にあります。
こちらが昔は牧師館だったというホテル・ヴァンハ パッピラ(Hotelli Wanha Pappila)、優しいクラシックピンクの2階建ての建物です。
ドアを開けるとアットホームな玄関スペース、廊下がまっすぐ談話室につながっています。
部屋数14、ベッド数30、ほとんどがツインですが、シングルやファミリールームもあります。部屋をのぞいてみましょう。
全室シャワー、トイレ付、ほとんどの部屋に冷房が付いています。(2部屋のみ冷房のない部屋があります。夏季、気になる方は事前に確認をお勧めします。)
一階にはこのようなスペースがあり、くつろげます。
一階、二階それぞれに共同キッチンが付いています。コーヒーメーカー、湯沸かし、電子レンジ、冷蔵庫が揃っています。戸棚を開くと食器やフォークも入っています。棚にあるコーヒーなどは自由に使用できます。こんなちょっとしたサービスが旅行中は助かります。
2階には子供の遊び場スぺースがあります。壁に描かれた絵は地元の芸術高校の学生さんたちの手によるものです。
2017年に数か月かけて内装工事が行われ、味のある古さを残しつつシンプルで機能的なホテルになりました。車椅子をご利用の方は外からスロープで直接入れる部屋があり、バスルームとキッチンが部屋のすぐ隣に設置されています。
サウナは敷地内の少し離れた場所にあり、時間予約制となっています。
これらの建物とは別の白い建物が本館、チェックイン、チェックアウト、サウナの予約などはこちらでします。料金に含まれる朝食もこちらの食堂です。
駅やバスターミナルのある中心から離れていることだけは不便かもしれません。3番バスPihlajaniemi方面行で約20分、3,30ユーロ〈約430円〉
宿泊の際は食べ物飲み物、必要なものは中心で調達してから移動されることをお勧めします。(宿泊場所から最も近いスーパーマーケットは1km)
料金は季節によって変わりますが、例えばツインで9月~5月が80ユーロ、6月~8月が100ユーロ(7月6日~8月4日はオペラ祭期間中のため130ユーロ)とリーズナブルです。
ホステルについては『元は牧師館 住宅街の奥にあるホテル&ホステル2(ホステル編)』で。
ホテル ヴァンハ パッピラ (Hotelli Wanha Pappila)
Opistokatu 1, 57600 Savonlinna
※情報はすべて2018年12月現在のものです。
筆者
フィンランド特派員
ラサネン千景
フィンランド、サヴォンリンナ在住です。
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