バードウォッチングをウトナイ湖のほとりで。

公開日 : 2018年12月02日
最終更新 :

毎年のように春と秋には札幌の北にある美唄市・宮島沼へ

マガンやコハクチョウ、オオハクチョウなどの

渡り鳥ウォッチングにでかけます。

今秋は見逃したので、ダメもとで今年3度目のウトナイ湖へ。

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"In the walking path in the woods by the Lake Utonai at Tomakomai City"

雪がわずかに残るウトナイ湖のほとりで観察路を少し歩いただけで...

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"Pygmy woodpecker"

間もなくコゲラ発見。

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"Great tit"

コゲラを目で追ううちに、視界にはシジュウカラも。

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"Marsh tit"

そして辺りに鳴きながら飛びまわるハシブトガラ。

アカゲラにも遭遇しましたが、すぐに木々に隠れてしまい、

木をつつく音はするものの、写真は撮れません。

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ひとしきり小鳥ウォッチングをして水辺へ。

この日も空が面白いように湖面に映っており、

上下に空模様を楽しめます。

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"Coot"

水辺の浅瀬にいる真っ黒な鳥、オオバンです。

少し深いところへ行っては、水に潜って何かを食べているようです。

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"A black kite which is trying to attack white-fronted geese"

そのとき、湖の中心近くで何やら動きがありました。

一羽のトビが飛んできて、マガンを攻撃しようとしています。

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そうそう、ウトナイ湖では11月も下旬でしたがマガンがたくさんいました。

岸から離れて一直線に並んで浮かぶマガン↑は、宮島沼では見たことがない光景です。

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"White-fronted geese which are flying and sweeping down on the lake"

トビに追われて飛び立ち、しばらく群れで飛んだあと、

再び湖面に着水するマガン。

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"Whooper swan"

マガン以上に思いがけなかったオオハクチョウ。

ウトナイ湖には10羽ほどはいました。

ここで越冬を決めたのでしょうか。

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"Great egret"

最後に優雅な姿を見せたのはダイサギです。

ウトナイ湖がある苫小牧は、北海道でも雪が少ない地域のひとつです。

記録的大雪が降った2016年、札幌の1日の降雪量が55㎝程度でニュースになりましたが、

苫小牧では19㎝でニュースになったほど、雪が少ないので、

冬も散策しやすいスポットといえます。

また、冬は木の枝に葉がないので、ちょっとしたバードウォッチングが

手軽にできるのでおススメです。

ただ、雪は少なくても体感温度は低いので、

防寒をしっかりして散策してください。

ウトナイ湖は、冬でも観察路を利用できます。

【ウトナイ湖】

北海道苫小牧市植苗156-30(国道36号線沿い)

アクセス

・車で新千歳空港より約15分

関連サイト

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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