【札幌ーニセコエリア】日帰り紅葉狩りドライブ

公開日 : 2018年10月16日
最終更新 :

日に日に冷え込みが増している北海道では、

同時に紅葉が見ごろを迎えています。

朝、札幌を出発し、札幌定山渓温泉、ニセコエリアの紅葉狩りへ。

紅葉はもちろんですが、天候が変わりやすい秋の空。

お天気の変化と紅葉の両方を楽しめました。

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"Autumn leaves in Jozankei area at Sapporo"

札幌市南区の定山渓エリアに入ると山並がカラフルに!

2018年の紅葉は黄色が強いと聞いていたのですが、思った以上にカラフルです。

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"The view of autumn leaves in Jozankei Onsen from the Bridge Futamitsuribashi, in the middle of October 2018"

青空が広がっていた定山渓。

定山渓温泉に入るといつの間にか空には雲が広がっています。

公共駐車場に車を停め、"定山渓ネイチャールミナリエ"の会場でもある

二見公園"二見吊橋"へ。

紅葉と切り立った渓谷の情景に秋を満喫。

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"The view of the autumn leaves on the line from Jozankei to Nakayama Pass"

お土産屋さんに寄ったりしながら後ろ髪を引かれつつ、定山渓温泉を出発。

先を急がなければ、日帰り温泉で楽しむところですが、今回は西へ向かいます。

中山峠へつながる定山渓の山間の道を進みます。

見渡す限り、オレンジと黄色の世界。

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"The view of autumn leaves with cloud on Nakayama Pass"

少し前から怪しげな空模様は、雨は降らず、

中山峠頂上手前で靄に変わっていました。

青空と紅葉はもちろんきれいですが、

神秘的に見える靄の中の紅葉が思った以上に美しく、心を奪われました。

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"Roadside Rest Area RUSUTSU in Rusutsu village at Niseko area"

中山峠を越え、喜茂別(きもべつ)町から留寿都(るすつ)村へ。

ニセコエリアへ行くには、喜茂別町から真狩(まっかり)村へ入るほうが近道ですが、

今回は、"道の駅ルスツ"に立ち寄って、しばしショッピング。

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"Fresh and local vegetables from Rusutsu Village"

農村地帯が広がるニセコエリアドライブの楽しみのひとつは、

道の駅などに立ち寄りながら、豊富な農作物を買うことです。

特に完熟ミニトマトは、ドライブ中につまむおやつにぴったりです。

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"The view in Rusutsu Village and Toyako Town, at Niseko area"

留寿都村からさらに足を伸ばし、洞爺湖町の"道の駅洞爺湖"へ寄り道。

国道230号線から洞爺湖が垣間見えるスポットを通り過ぎ、道の駅へ。

再びおひさまも戻ってきました。

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"Roadside Rest Area Toyako near the Lake Toya in Toyako Town"

収穫の季節、10月のニセコエリアでは、あちらこちらにパンプキン。

ハロウィン仕様のカボチャや、おもちゃカボチャ、お化けカボチャ、

カボチャを撮って歩くだけでも楽しくなります。

こちらの道の駅でも葉物野菜を含め、

農家の方が新鮮野菜を次々と持ち込み、陳列しています。

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"Mt. Yotei with the cloud in Makkari Village at Niseko area"

洞爺湖町から一路、真狩(まっかり)村経由でニセコ町へ。

真狩村の中心部を通るとき、目の前に立ちはだかるように視界に現れる羊蹄(ようてい)山。

この迫力を見るのが、このルートを通過する楽しみのひとつです。

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"Mt. Yotei with the cloud in Niseko area"

こちらが少し離れてみる羊蹄山。

今回は、雲で上方が隠れています。

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"Roadside Rest Area Niseko View Plaza in Niseko Town"

ニセコ町にある"道の駅ニセコビュープラザ"。

人気の道の駅のひとつです。

ニセコエリアのお店などが出店したフードショップもあり、

特産品を買ったり、軽食を食べたりできます。

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"The country view of Niseko Town"

道の駅ニセコビュープラザ付近で。

空・山・木・畑のコントラストが清々しい。

おまけに、空気もきれいです!

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"Hand-made sausage factory and lunch restaurant efef in Niseko Town"

ニセコ町ニセコ地区にある"手作りソーセージエフエフ"。

こちらでランチをいただきます。

ソーセージ工房2階のエフエフレストランは、ランチ営業のみのお店です。

こちらの"焼きソーセージセット"は、数種類のソーセージをメインに

季節のサラダとパンがセットになっており、一度食べるとまた食べたくなります。

(9月~6月は週末のランチタイムのみレストラン営業)

実は今回の最終目的地は、共和町にある"神仙沼"とその湿原。

ランチで英気を養い、共和町へ向かいます。

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"One of the best waters in Hokkaido, Niseko Water in Sakamoto Park"

その途中で"ニセコ名水甘露水"がある「さかもと公園」で車を降り、

おいしい水をひと口。

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甘露水というだけあって、まろやかな甘い水。

水を飲んだり、水筒に水を汲んだり、

次々と老若男女を問わず立ち寄っています。

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"The pass of Mt. Chisenupuri which leads to Shinsen-Numa swamp and marsh"

いよいよ神仙沼を擁するチセヌプリへの山道に差し掛かります。

この辺りは蘭越(らんこし)町。

紅葉にくっきり浮き上がる白樺の白い幹が印象的です。

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"The picturesque scene of the gold birch with white trunk and red branch on the route of Niseko Panorama Line in Rankoshi Town"

蘭越町の山道をさらに進むと、ダケカンバの幹が一層美しい光景に遭遇。

白い幹と葉が落ちた赤い枝先のコントラストは絵のよう。

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"Shinsen-Numa Resthouse on the Niseko Panorama Line in Kyowa Town "

そしてこちらが共和町、"神仙沼レストハウス"。

ここで車を降り、木道を歩いて"神仙沼自然休養林展望台"へ。

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"The view of Shakotan Peninsula and the town of Kyowa, from the Shinsen-Numa Observatory"

駐車場から木道を歩くこと約5分。

共和町の田園風景や積丹半島、日本海を臨めるスポットです。

真夏より、木の葉が少し落ちたこの季節は、より遠くまで見渡しやすいかもしれません。

一度駐車道へ戻り、道路を渡って"神仙沼遊歩道"へ。

駐車場から神仙沼までは約600m。

木道が整備され、歩きやすくなっていますが、

行き帰りの人が互いに行き交うので、神仙沼到着までは15分~20分ほどかかりました。

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"Shinsen-Numa swamp and marsh on the Mt. Chisenupuri, which leads you by 20 min. walk from the resthouse"

湿原の奥にある神仙沼。

紅葉のピークは過ぎていましたが、神秘的なたたずまいは、

葉が落ちたダケカンバによって、より魅力的に映ります。

再びレストハウスに戻った頃、ぽつぽつと雨が降り出しました。

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"The angel's ladder after the heavy rain in Kyowa Town"

雨がひとしきりザーっと降ると、厚い雲からは"天使のはしご"(逆バージョン?)が見えました。

雨が降ると、より美しい天使のはしごを見られるチャンスがある、という楽しみがあります。

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"The rainbow with rain in Kyowa Town"

再び降り始めた雨空を見上げると、今度は二重の虹が。

ニセコパノラマラインを降りてもなお、二重の虹はしらばく上空を飾っていました。

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"A french-fried Chicken Restaurant Otaru Wakadori Naruto"

ガソリンが乏しくなってきたので、岩内町を経由でガソリンを補給、

そこから共和町、仁木町、余市町を通って20時頃、小樽に到着。

小樽名物のひとつ、"若鳥時代なると"の鶏の素揚げを食べて札幌に戻りました。

今回は、全行程、約240kmのドライブ。

1日で北海道の秋を満喫できるルートでした。

ニセコグルメを楽しむには、ニセコか倶知安町(いずれもニセコエリア)での一泊をおすすめします。

【神仙沼自然休養林】

北海道岩内郡共和町前田

今回周ったルート

・定山渓温泉(札幌市)・中山峠(札幌市・喜茂別町)・留寿都村・洞爺湖町・真狩村・ニセコ町・蘭越町・共和町・岩内町・仁木町・余市町・小樽市

・札幌市内より国道230号→道道66号(ニセコパノラマライン)→道道604号→道道877号→国道276号→国道5号

関連サイト

筆者

北海道特派員

市之宮 直子

小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。

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