ブラジルの甘くないクレープはいかがですか?
皆さんこんにちは!!
私はブラジル・サンパウロのグアルーリョス空港のある町に住んでいます。縁あって日系ブラジル人の主人と結婚して、ブラジルへ移住してきました。
かれこれブラジルには9年も住んでいますが、いまだにポルトガル語が苦手です...。
大みそかの日は毎年、年越しのパーティーのために義妹さんのお宅にお邪魔します。昨年は主人のおばさんも来ていて、得意料理の「panqheca」を作ってくれました。一緒にうちの娘もお手伝いしていました。
そこで今回はブラジル式の甘くないクレープ「panqheca(パンケーカ)」を紹介します。
皆さんはブラジルの料理というと、ブラジル式のBBQのシュラスコや豚足やモツ肉を煮込んだフェイジョアーダのような、お肉が主役の料理ばかりだと思っていませんか?
ブラジル料理の中にもこんなおしゃれで繊細な料理も存在します。
生地は小麦粉や卵、牛乳でできています。小麦粉は日本のような薄力粉という物はなく、すべて中力粉のみです。
この生地をミキサーで混ぜるのがブラジル式です。ブラジルの家庭ではケーキなどを作る時にもミキサーをよく使います。
この生地をクレープのようにフライパンで一枚づつ薄く焼いていきます。
焼きあがった生地に具材を載せてしっかりと巻いていきます。これはハムとモッツァレラチーズを巻いています。
このほか具材には炒めたひき肉などが入ります。ここへ別の鍋で作っておいたトマトソースをかけていただきます。
「panqheca」は簡単に安く作ることができるうえに、おしゃれで見栄えがします。大人から子供まで好きな人も多いので、休日のランチやパーティーなどの時にも大変に重宝します。
「panqheca」はごはんのおかずとしても、おやつとしても食べられる料理です。筆者の子供たちも大好きなメニューの一つです。
もしいつものクレープに飽きたら、こんな一風変わったクレープはいかがでしょうか?
ちなみに日本でおなじみのホットケーキは、「panqheca de ovo(パンケーカ・ジ・オーボ)」といいます。
【おまけ】
「panqheca」の他に刺身やサラダなどをお腹いっぱい食べながら、年越しの瞬間を待ちます。年が明けた瞬間街中から一斉に花火が上がります。
シャンパンで乾杯した後は今年の願い事を念じながら、ブドウを7個食べます。来年もまたみんなで楽しくこの日が迎えられることを祈っています。
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