サンパウロのタクシー事情〜2014年版
はじめに
日本より料金が安く、沢山走っていて便利で使いやすいタクシー。
私は地下鉄やバスも良く利用しますが、小回りがきくタクシーは一番利用頻度が高いです。
また、夜は安全のため出来るだけ外を歩かず、短い距離でも出発地から目的地までタクシーに乗る様にしています。
過去の特派員さんが既に書かれている情報にアクセスされる方が多い様ですが、
当時と基本料金等変わっているので、最近の情報にアップデートしたいと思います。
サンパウロのタクシーの色は白
サンパウロ市内の一般タクシー基本情報
サンパウロのタクシーはメーター通りの明瞭会計。道にあるタクシー乗り場(Ponto de Táxi)から拾えます。
タクシー乗り場は大きめな道やホテルの前等、市内にはとても多くあり、見つかり易いです。
また、日本同様、道で手を上げて流しのタクシーを拾うこともできます。
初乗り料金 : R$4.1(約190円) 距離制運賃
* 通常料金:平日(土含む)6時〜20時 R$2.50/km
* 割増料金:平日20時〜6時と日曜日・祝日は3割増しのR$3.25/km
時間制運賃:R$33/h
また、上記料金の他、市外への運転で、往路だけ利用する場合は、50%の割り増し料金が加算されるということです。
便利な携帯アプリとサイト
●スマートフォン用アプリ編
最近、タクシーを呼び出せるスマートフォン用アプリが流行っていてとっても便利です。
住所を入力するだけで、タクシーの停留所以外でも近くに走っているタクシーがすぐに駆けつけてくれます。
迎えに来てくれる運転手さんの顔写真や車のナンバー、携帯の番号まで事前に分かるので、安心感もあります。
サンパウロでメジャーなタクシーアプリにはこんなものがあります。
99Taxisは乗った後に利用明細がメールで送られて来る、easy taxiは大きい荷物がある時にトランクが大きい車を呼んでくれるのが便利です。そして両方とも無料なのがまた良いです◎
運転手さんにとっても、アプリの利用はとても便利で集客力upにも繋がるらしく、タクシーの中でアプリの話をすると結構話が盛り上がります。
アプリを全部で5つ入れてるよ〜と言っていたツワモノの運転手さんもいましたし、
「アプリで呼び出しがあったけど、住所が日本語で書いてあって読めなかったよ〜」と笑って話している運転手さんもいました。(注:携帯の設定が日本語の場合でも、住所はアルファベットで書きましょう。)
●パソコンサイト編
こちらのサイトを使うとタクシーの料金が分かります。
ただし、渋滞が深刻なサンパウロなので、あくまで目安と思った方が良さそうです。
tarifadetaxi→http://www.tarifadetaxi.com/sao-paulo.com
空港⇔市内間のタクシー
●市内→空港
市内からグアルーリョス空港までは、約30km、50分弱。タクシーメーターを利用した場合は、渋滞がなければ80レアル程度です。しかし、タクシーメーターを利用せず、予め値段を決めた上で乗ることも多いです。その場合は、100レアル(約4600円)程度が相場の様です。メーターを使うと渋滞にはまって値段が大分上がってしまうこともあるので、100レアルと決めて乗るのも悪くないのかなあと思います。
コンゴーニャス空港はもっと近いので、普段通りにメーターを利用します。時間は30分くらいです。
●空港→市内
グアルーリョス空港
グアルーリョス空港からのタクシーは、実は私もあんまり使ったことが無いんですが、
同空港からタクシーに乗る場合、タクシー乗り場の近くにあるカウンター(レジ)で行き先を伝えて料金を先払いし、そこで受け取ったチケットを運転手さんに渡して目的地まで連れて行ってもらう仕組みです。
車に乗ってから追加でお金を払うことはありません。
グアルーリョス空港から市内迄の料金は130レアル(6000円)くらいでした。
同空港からのタクシーをあまり利用していない理由は、空港から出ているタクシーは危ない、という噂があるからです。
というのも、空港を出発するタクシーは、登録されている車しか乗り入れられず、空港から出てくるタクシーは一目でわかります。そこで、空港タクシーを後ろから付けて行き、降りて来た乗客の荷物一式を奪う、という強盗事件が発生しています。。(汗)
空港タクシー使う人も実際には多いですが、念には念を入れた安全対策を、という方は、旅行会社等を通してお迎えタクシーを事前に予約しておいた方が良いかもしれません。
コンゴーニャス空港
コンゴーニャスの方はグアルーリョスと違い、空港タクシーと一般タクシーの両方が乗り入れています。私は往路と同様、一般タクシー(taxi comun)を使っていますが、空港タクシーの利用メリットも何かあるのかもしれません(?)
一般タクシーだと市内中心部までは20分、30レアル(1400円)くらいです。
乗車時の注意点や気づいたこと
✔英語が話せる運転手さんは少ないので、行き先は書いて行きましょう。✔逆に、日系人や、日本で働いたことのあるブラジル人が多いので、日本語が分かる人には時々遭遇します。
✔ぼったくられた、という話はサンパウロではあんまり聞きません。
✔サンパウロは一方通行がとても多いので、少し道を間違えると結構な遠回りになってしまうこともあります。✔渋滞が酷いサンパウロ、通勤時間等に重なってしまうと。少しの距離でももの凄い時間とお金になってしまうことも。✔カーナビをつけている車が意外と多いです。✔おつりは細かく返って来ないことが多いです。14.8レアルだったら15レアルを払うことになります。(逆に少し多めにおつりを返してくれることもありあす。)✔大きなお札を出すと嫌がられることや、おつりが無さそうなこともあるので、大きくても20レアルくらいのお札を持っておいた方が安心です。
✔ドアは自動ではないので、自分で開閉しましょう。
✔車に乗っていても、停車した隙に強盗が起こりえる場所サンパウロ。窓は閉めたり、車の中でも出来るだけ携帯は使わない、バッグは外から見えない場所に置く等、安全対策はしておくに超したことはありません。
ブログ内関連記事→サンパウロのメトロ(地下鉄)〜意外と(?)簡単&とっても便利です。参考サイト☆☆☆
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