ブラジルの温かいお酒Quentaoで温まる冬

公開日 : 2012年07月17日
最終更新 :
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近頃、サンパウロの夜は寒いです。最低気温7度(!!)になる日も。

ということでホットチョコレートや、ビーフシチューが美味しい季節になりました。

体の芯まで冷えてしまった夜はこれです、ケンタゥン(quentao)。

サトウキビを原料とするブラジル原産の蒸留酒・カシャーサ(cachaca)別名ピンガ(pinga)で作る、

温かいお酒です。

各家庭や軽食屋であるランショネッチ(lanchonete)ごとに

それぞれ自慢のレシピをお持ちですが、

今回は私の、言わば"ブラジルの母"に

教えてもらったレシピをご紹介します。

お好みでいろいろアレンジしてみてください。

Quentao の作り方(たっぷり目のカップで3杯分)

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[材料]

・砂糖 大匙2杯

・新生姜の砂糖煮 大匙2杯

(注)生のしょうがのスライス20g+砂糖半カップでもOK

・湯 1カップ

・クローブ 3,4粒

・シナモンステイック 1本

・レモン 1個

・カシャッサ 2カップ

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①お鍋に新生姜の砂糖煮(もしくは、しょうがと砂糖)と砂糖を入れ、

中火で溶かします。

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②カラメル状を目指して煮詰めます。

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③はねないように、

ゆっくりお湯を注ぎます。

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④そしたらクローブと、

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⑤レモンを絞りいれて、

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⑥シナモンスティックも入れて

全部一つになるように馴染ませます。

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⑦こちらでカシャッサ(cachaca)を投入し,

3分間、沸騰させます。

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⑧その間、おいしいお料理の大敵・灰汁(アク)を

退治することも忘れずに...

ちなみに、火加減が強いといつまでも灰汁が収まらないので、

灰汁を取り除いたら火加減は少し弱めてください。

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できあがり!

風邪のひき始めにも良いかも。

さあ、温まりましょう。

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