2016年オリンピック大会、リオデジャネイロで開催が決定!

公開日 : 2009年10月08日
最終更新 :
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最後まで熱い招致合戦が繰り広げられましたが、リオデジャネイロで2016年オリンピック大会が開催されることに決まりましたね。

10月2日にデンマーク・コペンハーゲンの国際オリンピック委員会(IOC)総会で行われた最終投票でスペインのマドリッドと争い、66対32で快勝したのは記憶に新しいところ。

決定の瞬間、リオデジャネイロのコパカバーナ海岸には10万人のカリオカが集まり、歓喜の声をあげました。

リオデジャネイロはこれまでに2004年と2012年、オリンピック大会開催候補地としての機運が高まりましたが、いずれも選考段階まで及ぶことがありませんでした。

3度目の挑戦となる2016年は、立候補だけで既に1億3800万レアル(R$1=50.69円、約69億7千万円)を投資。オリンピック大会開催プロジェクトの総予算は、最終選考まで残った東京、マドリッド、米国・シカゴのうちで最も高く、144億2千万ドル($1=88.61円、約1兆2777億6千万円)を見積もるほどの気合の入れ様。

リオデジャネイロの開催プランは、2007年のパン・アメリカン大会で使われた19競技場の活用、そして、4つの臨時会場のほか、11競技場の新たな建設も含まれています。

どうやら、沸いているのはスポーツ界だけでなく、南米初のオリンピック大会開催に向け、経済界も「リオ特需」を期待しているようです。

さて、このようにリオデジャネイロでは大いに盛り上がっているようですが、私が住むサンパウロの市民はというと、至って冷静です・・・(苦笑)

一応、2016年オリンピック大会はリオデジャネイロだけでの開催ではなく、サンパウロでは、モルンビー競技場でサッカーの男子・女子の試合が行われる予定。

2014年にはブラジルでW杯開催も控えていますし、徐々に盛り上がりを見せるのかも知れませんね。

(写真はリオデジャネイロの観光名所、コルコバードの丘。提供:RIOTUR)

[参考サイト]

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