豚インフルエンザ、ブラジルはどうなの?
世界的に大流行の兆しがある豚インフルエンザ、ブラジルでは「Gripe Suína(グリッペ・スイーナ)」といいますが、どのように報道されているのでしょうか?
ブラジル・サンパウロの有力紙『Folha de São Paulo』WEB版の5月1日18:52付のニュースによると、ブラジル保健省は、ブラジル国内に豚インフルエンザの疑いがある患者が7人おり、ミナス・ジェライス州に3人、サンパウロ州に2人、エスピリト・サント州とリオデジャネイロ州にそれぞれ1人と発表しています。
また、そのほかに13州の41人がモニトリングを受けています。この人たちは豚インフルエンザが確認された国からブラジルにやって来ており、豚インフルエンザにある症状がいくつか現れているそうです。
今のところ、ブラジルではまだ、豚インフルエンザの汚染は確認されておりません。
さて、実際の生活には、どのような影響が出ているのでしょうか?
ブラジルでは、水曜日と土曜日は「フェイジョアーダの日」となっています。
フェイジョアーダとは、黒豆と豚肉を煮込んだブラジルの名物料理。
私の友人が4月29日の水曜日、ランチを食べにフェイジョアーダ専門店に行ったところ、いつもは行列ができるお店がガラガラだったそうです。
ちなみに、豚インフルエンザは豚肉を食べても感染しないといわれています。
でも、それ以外は日常と変わらない気がします。
ブラジルは5月1日(メーデー)から3連休、海岸地域に下る自動車道は朝から渋滞していました。
ショッピングセンターもいつもの休日のように混雑していました。
身辺があまりにも穏やかなので、どこまで神経質になっていいのか戸惑いますね。
(写真説明:サンパウロのビジネス街、パウリスタ大通りの風景)
[参考サイト]
オンライン新聞『Folha Online』Brasil tem 7 casos suspeitos de gripe suína e monitora 41 pacientes; veja mapa
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