「Horário de Verão(夏時間)」始まります!
いやはや、夏ですね!
ついこの間まで朝晩冷え込んでいたのが嘘のように、今週は蒸し暑い日が続くサンパウロ。
ビルの谷間からのぞく飛び切りの青空に心が浮かれます。(写真)
夏といえば、今週日曜日の10月19日の午前零時から、リオ・グランデ・ド・スル、サンタ・カタリナ、パラナ、サンパウロ、リオ・デ・ジャネイロ、エスピリト・サント、ミナス・ジェライス、ゴイアス、マット・グロッソ、マット・グロッソ・ド・スルの各州と連邦府で「Horário de Verão(夏時間)」が始まります。
「夏時間」の目的は暑さ対策、省エネ、日照時間の有効利用などいろいろ。
ブラジルで始めてこのシステムが導入されたのは、1931年だそうです。
これまで毎年、法令によって夏時間の期間がまちまちと定められていましたが、今年からは、ルーラ現大統領が定めた「10月第三日曜日午前零時から翌2月第三日曜日まで(終了日がカーニバルと重なる場合は次週日曜日)」となりました。
というわけで、「夏時間」が導入される地域に在住する方々は、10月19日午前零時になったら、時計の針を1時間進めてください。
実は私、ブラジル移住当初、こちらの邦字新聞で働いていた時、「夏時間」が始まる日曜日に誤って時計を1時間遅らせてしまったことがあります。
ちょうど、その日は取材があり、待ち合わせ場所に2時間(私がマイナス1時間、先方がプラス1時間、その開きが2時間!)も遅れてしまうという大失態を犯しました。
最後にもう一度……
「時計の針を1時間進めてください!」
どうか、皆さん、私の二の舞になりませんように……
[参考資料]
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