ブラジルのサマー・クリスマス

公開日 : 2007年12月19日
最終更新 :
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ブラジルではクリスマスのことを「NATAL(ナタル)」といいます。

サンタクロースは「PAPAI NOEL(パパイ・ノエル)」(写真上)。

クリスマスツリーは「ÁRVORE DE NATAL(アルヴォレ・デ・ナタル)」で、クリスマスパーティーは「FESTA DE NATAL(フェスタ・デ・ナタル)」です。

多文化国家とはいえ、カトリック文化の影響が強いブラジル。

夏真っ盛りのサンパウロの街にもクリスマスが溢れています。

閑静な住宅街のアパートや街路樹に施されたきらびやかな電飾、イビラプエラ公園の巨大ツリー、各地区のショッピングセンターやパウリスタ大通りにある銀行のデコレーションは一見の価値があります。

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通常はクリスマスイブを午前だけの半日出勤にし、25日を休みます。

ですが、今年は22日の土曜日から25日の火曜日まで4連休をとる会社が多いようです。

この期間は友人にイタリア風菓子パンのパネトーネ(写真下)を贈ったり、親戚や友だちとフェスタを開きます。

一般的にブラジルのフェスタは、クリスマスイブの夕方からスタートします。

最初はカナッペやチーズをつまみ、ジュースやワインを飲んでゆったり過ごします。

AMIGO SECRETO(アミーゴ・セクレット)というプレゼント交換のゲームをしたり、カラオケを楽しんだり、家族の誰かがパパイ・ノエルに扮して子どもにプレゼントを配ったり。

そして、夜中の12時を過ぎたら、シャンパンを開けてメリー・クリスマス、ポルトガル語でFELIZ NATAL(フェリース・ナタル)!!

その後はクリスマス定番料理のPERU(七面鳥)やCHESTER(地鶏の一種)の丸焼きを食べながら、延々とフェスタは続くのです。

南半球のサマー・クリスマス、1年のうちで一番、ブラジル人の心が和む時期かも知れません。

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