ブロードバンド使用料、ブラジルは日本の400倍!!
写真は、サンパウロの街角で配布されているフリーペーパー『Destak』。
9月4日早朝、通勤途中で信号待ちしている時に何気なく受け取ったこの新聞に興味深い記事が載っていました。
『ブラジルのブロードバンド使用料、日本の400倍』
TelComp (Associação Brasileira de Prestadoras de Serviços de Telecomunicações Competitivas)というテレコミュニケーション・サービスを供給する企業団体がこのほど、ブラジル国内外のブロードバンド使用料を比較分析しました。
記事によると、ブロードバンド使用料は1Mbpsにつき、先進国の日本(Yahoo!BB)で1.81レアル(約107円、R$1=59円)、ドイツ(FreenetDSL)で5.70レアル(約340円)、北米(Time Warner)で12.80レアル(約760円)。
これが、ブラジル国内になると、サンパウロで一番安くてNETの39.95レアル(約2360円)、平均して160レアル(約9400円)に達し、ブラジル北部の中核都市、アマゾナス州のマナウス(Oi Brasil)では日本の約400倍の716.50レアル(約42300円)にまで跳ね上がるのだそうです。
TelCompはブラジルでの使用料が高い理由に、ブロードバンドを供給する企業が少なく価格競争が生まれないことを挙げています。
また、国内企業が価格を吊り上げているため、ブロードバンドの契約率が低いことも問題視されています。
北米では1000万人がブロードバンドを使用していますが、ブラジルはその約18分の1の570万人、国民のうち、たった0.7%のインターネット・ユーザーが1Mbps以上のネット環境を持っていると報告されています。
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『Destak』
―Banda larga brasileira custa até 400 vezes mais do que no Japão
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