ハイチの首都の幹線道路にソーラーパネル外灯
今日は、ドミニカ共和国の隣国ハイチについての話題。
2010年1月にハイチを襲った大震災から、早3年が経過した。去年の時点では、まだ首都の中央公園をはじめとする各所に、震災で住居を失った人々のテント村がたくさん見られていたが、この7月に再び首都のポルトープランスを訪れたら、きれーいにテントが消えていたし、市内の瓦礫も一掃されていた。そして、ひびが入り半壊した国会議事堂も今では、跡形もなく片付けられており、フェンス越しに見えるのは何気なく広がる緑の芝生のみ。国の資金不足のため、新たに国会議事堂を建設するのは、まだまだ先のことになりそうだけど、少しずつ進捗しているのは確かみたい。頑張れ、ハイチ!
(以下の写真は走行中に撮っているので、少しぶれています。あしからず。。。)
テントでいっぱいだった中央公園。今ではすっかりきれいに。
ポルトープランスの道路。瓦礫が周囲に散在していたのが、無くなった。
フェンスの内側にあるはずの国会議事堂は。。。
今回の訪問で驚くとともにとても感心したのが、首都の幹線道路であるデルマ通りの中央分離帯にずらーっと並ぶソーラーパネルの外灯。エネルギー不足はハイチの国の大きな悩みの種で、首都でも停電は毎日。だから、ロウソクや懐中電灯は欠かせない。もちろん、家に自家発電やバッテリーがあれば、24時間電気の恵みを得ることはできるけど、そんなことができる人はほんの一部の人々のみ。
そんなエネルギー不足の国だから、太陽と言う自然の無限の恵みを活用したソーラーパネル付外灯は、とっても役に立っている。こんな風景が、国全体に広がったら素晴らしいんだろうなぁ。
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