チリでは選挙の投票日はお酒が買えません!

公開日 : 2017年12月11日
最終更新 :
筆者 : Panchita

チリといえばワイン、旅行や出張で来たらお酒をお土産に買いたいと思う方も多いはず。

そんなチリですが、いわゆる「禁酒法」が適用されてしまう日が数年毎にあるのです。それが選挙の投票日。

投票開始2時間前から投票終了2時間後まで、酒類の販売が一切禁止されてしまいます。つまり、バルに行っても飲めない、レストランに行っても飲めない、スーパーや酒屋でもお酒が買えないのです。

2017年12月17日(日)は大統領選決選投票の日、この日も5時~20時までお酒を販売できません。酒屋さんは閉店し、スーパーではお酒の棚にネットがかぶせられます。

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家にあるビールやワインを家で飲むのは構わないのですが、外でランチと共にワインを楽しんだり、夕方ビールを一杯ひっかけたりできないのは残念なところ。もっとも、飲み屋さんは客が入らないことを見越してほとんど閉まってしまいます。

なお、投票日はショッピングモールなどの商業施設も営業禁止になります。町中のスーパーや商店、レストランは営業できますが、客足が鈍ることからお店によっては閉店してしまうこともあります。選挙だからと言って治安が悪化することは特にありませんが、候補者が集会を開いたり支持者が集まったりする開票時間(投票日の19時以降)は大統領府(モネダ宮殿)付近やイタリア広場(Plaza Italia, 地下鉄バケダノ駅近く)周辺に行くのは避けたほうが良いかと思います。

ちなみに、今後の選挙の予定は、2020年10月最終日曜日(地方選挙)、2021年11月第3日曜日(大統領選、国会議員選など)です。

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