【ミュージアム】 インテル入ってる The Intel Museum

公開日 : 2018年12月02日
最終更新 :
筆者 : かん

こんにちは、かんです。ここしばらくワイナリーやカフェの記事が続きました。今回は、サンノゼにあるシリコンバレーならではの観光名所、Intel Museum(インテル博物館)のご紹介です。コンピュータに関わったことのある大人には懐かしく、子供には新しい博物館ではないでしょうか。

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体験型展示もある企業博物館 Intel

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Intel Headquarter

その名の示すとおり、ここは、Intel(インテルアメリカ本社に併設されている企業博物館兼インテルグッズ・ミュージアム・ショップです。

私の今回のインテル博物館訪問は、90年代後半・2000年代後半に続けて、ほぼ8年ぶり3回目。中国から出張でベイエリアに滞在していた友人を案内したのですが、印象に残っていた展示がほぼなくなっていました!

同じ展示もあったでしょうが、全体的に、展示を常時リニューアルしている印象を受けました。

実際、企業や時代の大きな変化に合わせ、展示内容も当然ながら、随時アップデートされているのでしょう。

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インテル共同創業者の一人であり、"シリコンバレーの主"と呼称されたロバート・ノートン・ノイス

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インテル・ミュージアムをのぞいてみよう

インテル博物館には、子供から大人まで幅広い年代が楽しめる、読んでよし、手で触って良し、体験型展示が数多くあります。地元の小学校や学術団体にも学校遠足や研修で利用されています。長男が小四のときの遠足先でしたし、次男も今度遠足で来る予定です。ウェブサイトによれば、インテル博物館では小二〜高校を対象にした博物館ツアーを無償で提供している模様。 来訪する学年に合わせ、二時間程度でハンズ・オンクラスやインテルの業績、テクノロジー、シリコンチップのデザイン・生産などを網羅したツアーを提供してくれるそうです。流石ですね。私が友人と訪問しているときも、大学生か高校生らしい日本人団体が、日本語の通訳付きで、博物館のスタッフから英語で展示の説明を受けていました。

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博物館内には、日本語の地図兼展示説明のチラシがありますから、そちらを片手に自由に展示を楽しむことができます。事前予約なしでも、スタッフに余裕があれば、当日、閲覧ガイド(英語)をお願いすることもできるようです。閲覧ガイドを確保したい場合は、事前予約が推奨されています。

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体験型展示としては、二進法を使って自分の名前(アルファベット)を打つゲームや、手をかざしてインテルのロゴマークやキャラクターを3D的に自在に動かす様子をビデオに撮るゲームなどが面白かったですし、閲覧型展示では、シリコンウエハーや工場で実際に使われている防護服などの展示、インテルのCPUの歴史・変遷が印象深いです。50周年記念の企画展示も歴史を感じさせましたね。

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インテル・ミュージアム・ショップ

展示コーナーに隣接されてインテル・グッズのミュージアム・ショップもあります。50周年記念の品も多々ありました。お値段はミュージアム・グッズらしく、少し高めなものが多いですが、吟味をすれば、お土産に買えそうなお値段のものもあります。現地で、お好みで選ばれると楽しいと思います。

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インテル・ミュージアムの魅力

インテル博物館の規模はそう大きくなく、ゆっくりでも2時間ほど、急げば30分ほどで展示は見てしまえるでしょう。ですが、とてもよく工夫され、考えられ、作り込まれている博物館だと思います。ご訪問の際には、ぜひ、各展示をじっくりと読み込んでください。シリコンバレーの発展の息吹を感じられることでしょう。

「シリコンバレーには行けないけれど、展示を見てみたい!」という方には、インテルのウェブサイトにExplore other online exhibitsが設けられています。そちらでインテル博物館のプチ体験を楽しまれてみてはいかがでしょうか?

企業博物館は面白い

企業博物館には多種多様な形があるのですが、インテル博物館は、企業が自社の企業・生産活動や技術・専門知識を一般に公開し、伝達・保存する意図で設置された博物館の類です。会社敷地内に足を踏み入れて、その会社の活動について自由に学べるなんて贅沢だな、と思いませんか?

日本の企業は、明治もしくはそれ以前から事業を開始・継続している企業が少なくないため、 企業博物館は少なくないように思います。最近は、遊びココロに溢れた企業博物館も増えているようです。

ぜひ、あちらこちらの博物館・工場見学にお出かけいただいて、日本の産業や企業活動を学び、体感していただきたいものです。

私は日本に帰国したときに、息子たちをできる限り博物館に連れて行くようにしています。工場見学も少なくないのですが、ここ数年、体験型の企業博物館で特に面白かったのは、長浜市のヤンマー・ミュージアム(2018年9月よりリニューアルのため約一年間休館中)や、東海地方・半田市のミツカン・ミュージアムでした。ご家族やカップルにオススメです。機会があったら、こちらもどうぞお出かけくださいませ。

Have a nice day♥

■ The Intel Museum and Intel Museum Store

Hours :

Mon - Fri 9 am - 6 pm

Sat 10 am - 5 pm

Robert Noyce Building

2200 Mission College Boulevard

Santa Clara, CA 95054

408-765-5050

https://www.intel.com/content/www/us/en/history/museum-visiting-intel.html

Fee : 無料

Access:

Highway 101をMontague Expressway出口で降りてすぐ。

もしくは、VTAバスの60番・321番・330番・827番のMisson Collage&Burton下車 徒歩1分

筆者

特派員

かん

ヨーロッパ系アメリカ人の夫・子供と一緒に、カリフォルニアの暮らしを愉しんでいます。心がワクワクする観光名所、美味しいお店、カップルや家族、また仲間とでも楽しい体験ができる場所、そしてイベント情報などをお届けします。

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