ケンタッキーだけじゃない！チキン系ファストフード、ポップアイズ

公開日 : 2019年01月22日

最終更新 : 2019年01月22日

筆者 : Yukari

アメリカを代表するファーストフードチェーンのひとつ、ケンタッキーフライドチキン。

日本では「クリスマスといえばケンタッキーのチキン」というイメージも強いですね。

でも、ケンタッキーの本場アメリカでは、「クリスマス＝ケンタッキー」という図式は全くない、というのも最近では有名な話。

「日本のクリスマスは、ケンタッキーに行列ができる」というネタは、アメリカの伝統的なクリスマスを過ごす人を驚かす鉄板ネタになっているくらいです。

アメリカでは、ケンタッキーは日常的に食べるファストフードのひとつ。

バーガー系やメキシカン系が多いアメリカのファストフードチェーンの中で、チキンをメインにしているというポジションのケンタッキーですが、実は日本にはまだないチキン系ファーストフードがもうひとつあるんです。

今回は、そんな日本未上陸のチキン系ファストフードチェーン、ポップアイズ・ルイジアナ・キッチン（Popeyes Louisiana Kitchen）をご紹介します。

ポップアイズ・ルイジアナ・キッチンとは

ポップアイズ・ルイジアナ・キッチン（Popeyes Louisiana Kitchen）は、1972年にルイジアナ州ニューオーリンズで生まれた、フライドチキンを中心とするファストフードチェーンです。

現在ではアメリカ合衆国だけでなく、北南米やアジアの国にも広がっています。日本未上陸と書いていますが、実は日本でも米軍基地の中にのみ店舗があります。私の住むサンフランシスコ・ベイエリアには３０店舗以上、シリコンバレーエリアだけ見ても１０店舗以上あるので、アメリカ旅行の途中で出会える可能性も高いファストフードではないでしょうか。

ポップアイズのメニューの特徴

ポップアイズのメニューは大きく分けて3つ。

・　骨つきチキン（BONAFIDE® CHICKEN）

・　骨なしチキン（TENDERS）

・　シーフード（SEAFOOD）

メインとなるチキンは骨つきと骨なしを選ぶことができ、骨なしチキンの方は、胸肉を使用しているためあっさりめです。さらに、ポップコーン・シュリンプやケイジャン・フィッシュという魚介系のフライもあるのが特徴です。

骨つきチキンとビスケット

骨なしチキンとビスケット

全体に共通する特徴が、シーズニングでしっかりと味付けをされており、肉の旨みだけではない味わいを楽しむことができるという点。また、チキンは、スパイシーとマイルドを選ぶことができます。（ミックスすることも可能です。）

衣はケンタッキーに比べるとクリスピー感が強く、カリッとした食感が好きな人にはオススメです。個人的な感想としては、全体的に「ビールが欲しくなる」味でした。シーズニングのおかげで味がしっかりしているためかなと思います。特にポップコーン・シュリンプは、小さめの海老のフライが、まさにおつまみ！といった感じ!

スパイスの瓶が並ぶ店内

サイドメニューも独特なポップアイズ

ポップアイズには、他のファストフードと同様、メインとサイド・ドリンクがセットになったコンボメニューもあります。このサイドも、ちょっと独特なのがポップアイズの魅力の一つ。

コールスロー、マッシュポテト、ビスケット、マカロニ＆チーズといった一般的なサイドに加えて、ケイジャンライスやジャンバラヤ、レッドビーンズ＆ライスといったケイジャン料理（アメリカ南部の郷土料理）が選べるのです。フライドポテトも普通のポテトではなく、ケイジャンポテトです。さすが、ルイジアナ生まれのファストフード！