サンフランシスコの最新スポット!セールスフォース公園に行ってみたレポート☆

公開日 : 2018年09月07日
最終更新 :
筆者 : Katie M

2018年8月上旬にオープンした「セールスフォースバスターミナル」。郊外からのバスを結ぶこちらの大型ターミナルには、なんと屋上に22,000m2の大きさを誇る市民公園が併設されています♪ 今回はそのオープンしたばかりの公園の様子をレポートします。

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セールスフォース公園はバスターミナルの屋上!

今回新たにオープンしたのは、「Salesforce Transit Center(セールスフォーストランジットセンター)」!グレハウンドなど遠距離バスから、郊外の短距離通勤用バスを市内へと結ぶ大型バスターミナルです。ダウンタウンに程近い場所に設立されたことから、通勤の際の渋滞を解消するサポートになる他、将来はベイリアを結ぶ「Caltrain(カルトレイン)」や、現在開発中の「カリフォルニアハイスピード線」なども移動される予定だとか!

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今後サンフランシスコの交通に重要な役割を閉めるこちらの建物、屋上はなんと4ブロック・総合面積5.4エーカーの広さを誇る市民公園になっています!5.4エーカーの大きさは、東京ドームの約半分ということになりますね。

公園の様子をご紹介

建物の外側をレースのような透し模様にすることで外の明かりを取り入れる工夫や、スカイライトが多く取り入れられたデザインは、暗くて薄暗いバスターミナルの印象を一掃させた雰囲気です。

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さらに、大きな特徴となるのが屋上に設置された市民公園。

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中央エントランスからエレベーターで登って屋上に出ると、散策にぴったりのトレイルがぐるりと一周しているデザインで、600本の木と 16,000本の植物が植えられています。さらに、各エリアごとに違ったテーマで楽しめる仕掛けがされていますよ。

中央広場の様子

まず中央の広場エリアには、多数の椅子やテーブルが用意され、ここには小さな図書館やゲームコーナーがあり小さな子供を中心に家族で楽しめる場所となっています。もちろん、ここで本を読んだり食事をすることも可能。

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イベントとして編み物クラスなども開催される予定となっています。出入り口からも近く、小さなお子さんがいる家族はもちろん、ちょっとの間だけ公園でリフレッシュしたい方にもぴったりですね。

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この中央広場にはアイコンとなる大きなスカイライトコラムがあるのはもちろん、広場を挟む形で平たい2つのスカイライトも設置されています。ターミナル内に光を取り入れるだけでなく、真下から見上げると、その上を歩く歩行者のシルエットが見える遊び心のある仕掛けも施されていますよ。

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トレイルの様子

トレイルは、公園をぐるりと外周する形で作られています。ここで車や自転車を気にせず散歩ができるのはもちろん、トレイルに沿ってベンチが多数置かれているので、お気に入りの景色ポイントでの休憩も可能。

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また、北側のトレイルの真隣に設置された噴水レーンは、真下にあるバスターミナルのバスが走るとそれに合わせて動く仕組みに。不規則に動き出す噴水は、見ているだけでも楽しめますが、子供たちにとっては動く噴水を追いかけっこして遊べるエンターテイメントにもなってくれますよ。

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公園の端にはレストランも設置予定☆

現在はまだ工事中ですが、公園の西端部分にはレストランが設置予定。またその裏には小さなステージと芝生があり、ここでヨガのクラスや催し物なども行われる予定となっています。東端は静かな雰囲気で、ここは仕事や勉強をしたり本を読むのにもぴったりです。

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セールスフォースバスターミナルまでのアクセス

セールスフォースバスターミナルはダウンタウンからも近く、ユニオンスクエアからは徒歩でのアクセスが可能です。マーケット通りをフェリーターミナルの方向(東)に歩き、1番通りを右に曲がり2ブロック歩くと到着しますよ。移動時間は僅か5分程度です。

最後に

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薄暗いイメージが多いアメリカのバスターミナルですが、自然光を随所に取り入れる工夫と、屋上公園を設置することにより市民みんなで集える場所となったのがこのセールスフォースバスターミナル。あちこちに見られる近未来はデザインは、サンフランシスコに来たら是非行ってみたい最新スポットとしておすすめです!

2階部分にあるホールはまだまだ建設中で、これからレストランやお店などがオープン予定です。また、新たな展開があり次第レポートします☆

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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