【2018最新版】サンフランシスコの足!MUNI(メトロ)の乗り方完全ガイド

公開日 : 2018年03月30日
最終更新 :
筆者 : Katie M

サンフランシスコのダウンタウン「Embacadero(エンバカデロ)」を中心にサンフランシスコ市内を結ぶメトロ、通称MUNI(ミュニ)。ダウンタウンエリアは地下鉄ですが、郊外になるにつれて路面を走るこちら、サンフランシスカンにとって欠かせない公共交通機関です。とても便利な乗りものですが、乗る前に知っておきたいことも。今回はそんなミュニの乗り方をご紹介します!

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ミュニに乗る前に必要なモノ

ミュニに乗車する際はあらかじめ支払いの準備をしておく必要があります。支払い方法は以下の4種類から選べ、それぞれの方法に従って運賃を支払います。

1. MuniMobile®

1番おすすめな方法となるのがこちら。Muniのアプリをスマホにダウンロードし、乗車する分の運賃を購入します。乗る直前にアクティベイトし、改札を通る際には係員に見せるだけでOKです。クリッパーカードのように機械を使って購入する手間が省ける他、カード代となる$3.00も節約できますよ。また、観光客に便利な3/5/7Days Passportも使えます。

2. Cipper Card

何度もサンフランシスコに訪れたり1ヶ月パスを購入したい方におすすめなのがClipper Cardです。プラスチック製のカードとなり、このカードを$3.00で購入したら何度でも課金することが可能。改札を通る際や乗車の際には機械にかざすだけで支払いができるため便利です。課金は駅の構内になる機械、もしくは街中にある「Walgreen」というドラッグストアでも対応できます。

3. 現金

改札口近くに設置されている乗車券販売機のない駅では1番前のドアから乗ることで現金で支払いが可能です。2018年2月現在のレートは一律$2.75。おつりが出ない状態で支払い、運転手からトランスファーチケットを受け取ります。車内には両替機などありませんので、ぴったりの運賃が必要となります。

4. Muni Ticket

改札がある駅には、一回きりとなる使い切り乗車券を購入できる機械があります。こちらは紙製でクリッパーカードと全く同じ要領での使用ができます。

**さらに詳しい情報を知りたい方はこちらのオフィシャルサイトをご覧ください。

ミュニの駅を探そう

ミュニの支払い方法が定まったら、ミュ二が停まる駅からミュニに乗ります。エンバカデロ付近のダウンタウンは地下鉄となり、通りにこの様なサインがある場所からエスカレーターや階段を降りて改札に向かいます。

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郊外になるとこの様に改札がある駅がなくなり、バスと同じ要領で線路脇でミュ二を待つスタイルに。

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ミュニの乗車方法

それでは改札を使って乗る場合のシュミレーションを紹介します。

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まずエスカレーターや階段を降りる際に、この部分に駅の名前が明記されています。ここを確認すると、改札まで降りずに駅名をチェックできますよ。

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こちらが改札前のブース。この中に係員が駐在しているので、改札を通る際に質問などある場合はここで聞くことができます。ブースにはこの駅にとまるミュニのラインが示されています。

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また駅によってはサンフランシスコ市外を結ぶ「BART」と呼ばれる電車が停まる場合もあるため、こちらの「MUNI」もしくは「METRO」と書かれた改札を抜けるようにしましょう。

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こちらが乗車券を購入する自動販売機です。ここでMuni Ticketを購入したり、Clipper Cardの課金ができます。

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改札前には電光掲示板があり、次に来るミュニの到着時間を教えてくれるので便利です。

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ここの丸形部分にチケットをかざすことで改札が開き、プラットフォームにアクセスできます。

プラットフォームの様子

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プラットフォームを降りるとこのようなサインと地図があります。ここでまずどちらの方向に向かう電車に乗るのか確認しましょう。「Inbound」はミュニの主要駅となるエンバカデロ駅に向かう電車、「Outbound」はエンバカデロ駅から離れる電車を意味します。基本的に郊外に行くのであれば「Outbound」ですが、エンバカデロ駅を抜けて郊外に向かう場合もあるので地図を見てどちらのミュニに乗るのかしっかり確認しておきましょう。

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電車が来る際にはどの部分でドアが開くのか、こちらで確認ができますよ。

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また、改札がない場所でミュニに乗車した場合は、ドア付近にある機械にカードをかざすことで支払いができます。ピー!と電子音が鳴ったら読み取りが完了したというサインです。

ミュニの降り方

プラットフォームと改札口がある駅ではミュニは自動的に停まります。そのままドアを出て改札を抜ければ完了です。ミュニの料金は一律なので改札口でカードをかざす必要はありません。改札を抜ける際にセンサーが感知し、自動で改札が開きます。

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郊外の小さな駅で降りる場合は、降りる駅でボタンを押して下車を知らせます。このように車内にはボタンや窓付近にワイヤーがあるため、これを引っ張ることで下車のサインを運転手に知らせることができます。

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バスと同じで気を付けたいのが、郊外の駅ではドアが自動に開かない、ということです。知らないとそのまま下車しそびれてしまうのでご注意を。まずドアの隣にある写真のような金属のバーの位置を確認しましょう。

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ミュニが停まった時点でこのバー部分を強く押すことでドアが開きます。もし自力でドアを開けるのが不安な方は、他の乗客が降りるドアに移動するか、1番前のドアを利用することでストレスなく下車ができますよ。

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最後に

サンフランシスコのダウンタウンエリアからの移動に欠かせないのがミュニです。Clipper Cardやアプリがあると簡単に乗り降りできるので便利ですよ。また、サンフランシスコのバスの乗り方についてはこちらの記事にまとめているので、参考にしてくださいね。ローカルの生活に欠かせないミュニ、旅行中にぜひ一度は利用してみてください!

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

Katie M

18歳での留学をきっかけに渡米。現地で役立つライフスタイルやトレンドなどを紹介します。

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