活カニ。活ウニ。ハーフムーンベイで買付る

公開日 : 2017年12月06日
最終更新 :

カニ、というと私は瀬戸内海近郊で育った友人、奈都子のことを必ず思い出します。 彼女が、ぽつりといっていたことがあります。

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子供の頃カニは嫌いだった。だって、家族みんな夢中で食卓が静かすぎて怖かった・・・。

確かに、みんな静かになりますよね。一生懸命殻割って食べないといけませんから・・・「あるある」・・・思い出にひたりながら、ここサンフランシスコで、今か今かと待っていたのは、ダンジネスククラブ(蟹)の解禁です。シーフードグルメな日本人夫婦友達に勧められたこのダンジネスクラブ体験、季節の風物詩として忘れらないものとなっています。日本と比べると良くも悪くも季節感がゆるいというか、薄れてくるので、こういった「旬のもの」をこなすという食センス、日本人として忘れないでおきたいです。笑)

サンフランシスコにきたらぜひ食べてほしいです。

今年も濃厚肉厚?で美味のカニが入ってきたぞー、という記事(Mercuryニュースサイト・写真あり参照)

ここ数年、海の藻につく酸(ドウモイ酸)の濃度が高すぎて、それを包含する蟹などが食べられない、困った困った!!という時期があったらしいのです。今年はどうやら、11月14日に無事解禁!となったようなので、良かったです。(※その年によって異なるので、必ず現地で確認してください)

サンフランシスコから車で20分弱で着く、ハーフムーンベイ。そのうちのピラーポイントハーバーというところに漁船・漁師さんが集まっています。そこまでじかに買い付けにいくのです。漁船に直接買いに行く、というイメージです。

11月から春先(GW直前くらい?)までの限定モノで、ちょうどサンクスギビングやらクリスマスやら、年末年始やら、中国新年(旧正月)の間にとれるということで、ホリデーものとして重宝されています。中華料理屋さんをはじめ、ベトナムやアジア系料理レストランなどでも、このシーズンはカニ目当てに大盛況です。たまに、レストランなども買い付けに来ていたりして、速攻なくなってしまうときもあるようですので、事前確認が必須です。

CrabLineというアプリ で、地元の漁師さん・漁船の連絡先一覧を確認できます。

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蟹に限らず、ここでは生ウニも大きなものが4つで20ドルとかで購入できたりするので、日本人コミュニティには大人気だそうだ。他にも、新鮮なシーフードがいっぱい!漁師さんとお話しながら、その時捕れた魚(名称イマイチわからないのも多い)と調理法などを聞いて、買い付ける、というこの体験が楽しいのです。

ちなみに、カニは、日本流にいうと、「時価」。11月解禁直後では、1ポンド(重さ450gくらい)5から6ドル程度で売っていました。季節、獲れ高で変動しますが、おおよそ1匹およそ2ポンド強くらいなので1匹10ドルから15ドルと考えていきましょう。ここサンフランシスコは中華系民族も多い(40%ともいわれています)ので旧正月あたりになるとその需要過多となって値段が高騰する週末もあるそうです。

ちなみに、カニの料理法。単純に、①茹でる、②むす、③ワインなどと料理する、とありますが、活きた状態をさっと茹でる①が一番簡単かつ美味しいと思いました。まだ動いているカニ達を沸騰したお湯(パスタ用とかの大きな鍋)にポトンと落とすのをみて、びっくりしていた友人もいました。

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