【番外編シカゴ】自分町歩き 〜乗ってみた・見てみた〜
12月になり急に気忙しくなり、一年の整理とかもしなくてはと思い写真の整理などしていたら先日のシカゴの写真がほとんど手付かずのままだった。
仕事上 "街を知っておく" と言う任務があったのでとにかく雪の日も冷たい風の中でも歩いてみた。次回の為に今一度シカゴのおマトメしてみた。
とりあえずCTA
ホテル近くの高架レイルをモノレールみたいに走っていた 『CTAトレイン』 に乗ってみることにした。 街を知るには公共交通機関を利用しなければと日頃から言ってるんでやっぱりここは体験だ。 ただし、全て安心して乗れる訳ではないのでそこは気をつけなくてはならないけどね。 利用した"State/Lake" は...初めてだったので比較のしようがなかった。
券売機の前でたたずんでいたら「買うの手伝ってあげる」と小雪降る中ボロボロの洋服のオッチャンが声かけてきた。 明らかにこれはアカンと思ったので、丁寧に断った。 あっさりどっかに消えていった。 押しの弱いオッチャンでよかったし最後に「Have a nice day」と言ってたんで基本いい人だった。
アメリカの良い所は見た目で大体判断できる、アカンかもと思ったら大体アカンかも。
このアミアミ回転ドアの先がホームのようだ、その先に職員らしい服装の肝っ玉母さんみたいな人がいたのでオリのあっちこっちで切符の買い方を聞いてみた。 どこまで行くのか聞かれお試しで一周できるラインに乗ってみたいと相談したら Brown Line と言われたが、 "Marchandise Mart"駅で反対側に乗り換えたら一周できると初心者にいきなり乗り換え技を伝授した。
随分立派な切符 "ベントュラチケット(Ventra™)" ループ・ブラウンライン車内は清潔で雪降ってるにも関わらず床が乾いてる。 車内には2〜3人のお客さん心細さちょっと出た。
このメッシュみたいなところから暖かい風みたいなのが出てる。 適度な暖かさで心地よい。
が、緊張したままマーチャンダイズマート駅で反対側のホームに行ってみた。 何せ初めての駅で幾つホームがあるかも知らない本当にこれが反対側なのか? やって来た電車の先頭に行って運転席から顔を出していた方にステート/レイク駅に行くか聞いてみた。 これだ、乗れ!と来い来いされたので乗ってみた。 ようやく高架鉄道の風景を楽しめると思ったら意外とビルの間を走っていて開けた景色ではなかったけど、ビルの狭間から都会の隙間を感じた。 ループと言われてるだけにカーブがあってその辺りを通る時妙にドキドキした。
一周できたみたいだ。
何かあったら運転手さんにと思い先頭車両にずっと乗ったまま、降りてからお礼を言った。 明らかに旅行者と判明されたんだ「Have a Fun」と手を振ってくれた、とってもいい人だった。
肝っ玉母さんがまだホームにいたんで手を振った。 「戻ってこれたねぇ〜」とアタシを見つけて駆け寄ってくれ喜んでくれた。 思わず泣きそうになった瞬間これが "初めてのお使い" ってヤツ、子供が最後に涙ぐむのがよ〜く分かった。
念の為、『Bus & Rail Map』をもらっておいた。駅係員さんに聞いてみてね。 滞在中思ったのはシカゴは公共交通機関が発達してるのがよく分かった。 知らない街で公共交通機関を利用するのは正直大冒険だ。 分からなければ、駅係員さん・車掌さん・運転手さんに聞く。 皆さんとっても親切に教えてくれる。 聞くは一瞬の恥、聞かぬは一生の損。
Chicago Transit Authority(CTA):https://www.transitchicago.com
歩けるだけ歩いてみた
シカゴに詳しい友人達が必ず「どってことないけど "ビーン(bean)" は必見」と言っていた(地球の歩き方にも必見と!マークまでつていた)なんでどって事ないのに必見なのか? 午前中の雪も止んで晴れて来たので『ミレニアム・パーク(Millennium Park)』 にも歩いていってみた。 ミシガン通り(Michigan Ave)に面してるので公園自体まぁ分かりやすい。
百聞は一見にしかず。
何じゃこりゃ!とびっくりした、確かにどって事ないけどこれは見ておくべき作品(?)だ。 曲線を利用していろんな写真が撮れて、ここある意味ユニークインスタグラムにはお薦めスポット、変な写真がいっぱい撮れる。 "ビーンはこちら"みたいなサインが分からなかったけど、日本語で「あっちあっち」と走って行って、しばらくしたら「ここ、ここ」と聞こえたんで行ったらビーン見つけた。 ありがとう。
「ステンレス製(金属)だから寒い日濡れた手で触るとくっついちゃうから触っちゃダメだよ」と言われたけど、氷点下に濡れた手を手袋もせずにいられるはずはないので、一応皆さんにもお知らせしときます、一応ね。
ビーチでした
シカゴ在住の人は「週末はビーチに行ったりもする」らしい。 シカゴに海?聞けば "湖・ミシガン湖畔" をビーチと呼ぶそうだ。 「日本一大きい琵琶湖でも湖畔なんだから "Lakeside" でいいやん」とつい言ってしまったが、ニヤリと笑っただけで終わった。
ミシガン湖 海だわ
果たして、あのニヤリと笑った意味が分かった。
やっぱり海だった。
昔々は、冬場はここを車の往来ができて湖の向こうに行けたらしいが、今がどうなんだろう...聞く術もないし温暖化の影響もあるだろうし、知らない方が想像できていい事もあったりするな。
風が強く波が荒い日は演歌が似合いそうだ。
湖畔いいえ"ビーチサイド"のトレイルはいかが ^ ^v
https://www.choosechicago.com/things-to-do/parks-and-outdoors/the-lakefront-trail/
足りない
シカゴはミュージアムの宝庫だ、そして一番が好き。 トリップアドバイザーで全米No.1の栄誉に輝いて、メトロポリタン、ボストンと並ぶアメリカ合衆国が世界に誇るミュージアムが 『シカゴ美術館(The Art Institute of Chicago)』 結論から言えば、ここは外せない観光ポイントで、シカゴに行ったら必ず行ってほしい場所だ。 できれば2日間は欲しいと思ったくらいだ。
入館料(一般$25、シカゴ市民・イリノイ州在住者ディスカウントあり)を払い、日英の案内書をもらった。 勿論持参したガイドブックにも詳しく書いてあるし無料wi-fiもあり万全の用意だ。
何せアメリカ三大ミュージアム。
多少同じ所を観る事になってもいいから教わった順番に観て回った。
気がついたら元に戻れなくなっていた自分、同じ作品を二度見る事は無かったわ。
どうやって来たか? オアシスのように現れたジャパニーズアート。
浮世絵関係は言い表せないほどビックリだった。
午後3時半、何も食べていないことに気づく、そーだここはカフェも評判だった。
何とか『Museum Cafe』にたどり着いた。
カフェは、4時に終わると言われたけど、やっぱりチェックしたかったんで行ってみた。 用意できるのが、Grilled vegetableだけだと申し訳なさそうに、でちょっと山盛りにしてくれてサイドディッシュ用のお皿に盛り付けてくれて4ドル、グラスのスパークリングワイン($11)で途方もない数の作品と大きさに圧倒されながらもう閉まりかけてるカフェで一息ついた。
野菜のグリルしか食べてないけど、実力を垣間見た アメリカでミシュランガイドブックが発行されてるのが4都市なのだけど、その一つはシカゴ。
ランチはさんで一日いれる場所だと思った、半端な気持ちで見学は作品に圧倒され飲み込まれるみたいになる油断禁物だ。
すごいミュージアムだ、シカゴのマストポイント。
【Art Institute of Chicago】
住所:111 S.Michigan Ave Chicago, IL 60603
電話番号:312-443-3600
営業日時:毎日10:30〜17:00 木〜20:00
URL:https://www.artic.edu
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。