夕暮れのような1日 山火事の名前の付け方はその場的

公開日 : 2018年08月10日
最終更新 :
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8月9日朝8時前の通勤途中。 サンフランシスコ湾とベイブリッジの何時もの風景だけど、メンドシーノの山火事 "コンプレックス・ファイアー(Mendocino Complex Fire)" の影響で夕陽のような少しオレンジががった黄色の朝日。 

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<<参考までに月曜日の朝、やはり遠方の景色は黄色く霞んでいた>>

一日中夕日の中にいた感じがした。 そして

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こちらがサンフランシスコ空港周辺で見た本当の夕陽。 

一日外にいると少し喉が痛くなる。

火事の命名方

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ここ数年、毎年のようにカリフォルニア州(西海岸)では歴史的規模の山火事に見舞われている。 日本の方もニュース・SNS・ネットで知り大丈夫かしらんと心配される方もいる。 現場は当然必死の消火作業、消防の指示で避難を余儀なくされ不便な生活をされている方もいらっしゃるし、被害は尋常ではない。 鎮火には今月いっぱいかかるとまで言われているけど本当に1日も早く鎮火してほしい。 カリフォルニア州史上最大の山火事コンプレックス・ファイアーとは別にレディング(Redding)という町の近くで発生した山火事 "カー・ファイアー(Karr Fire)" では知人宅に避難命令が出て、周辺のお年寄りの方と数日間の避難生活。 一緒の高齢者の方達は、疲労と不安で日に日に "衰えていく" のが分かったそうだ。 カー・ファイアーの原因はどうもタイヤのパンクらしいと言う話もある。 パンクした際ホイールか何か金属製部品が道路に擦れ "火花" が散ったそこから火災発生...。

"○△□ファイヤー"と山火事にも名前がつく。 台風の場合はアルファベット・男女の名前で付けていく。 山火事の場合は、発生した場所、周辺の目印、ランドマーク、シンボルから消防署や現場で決まっちゃう。 カー・ファイアーの場合は、発生場所の近くの道路の名前から、そして先月27日に発生した大規模火災のコンプレックス・ファイアー(Complex Fire)は、"ランチ・ファイアー(Ranch Fire)" と"リバー・ファイアー(River Fire)"の2箇所の山火事があわさった状態で組み合わせ(コンプレックス )から命名された。     

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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