お茶室『観桑庵』 日本町日米會で七夕のお茶会あります
本日は、日米會のお誘いでお茶会に参加。
先月は三味線の松本梅頌(マツモトバイショウ)先生の公演も聴かせてもらい津軽三味線の力強い音色や三味線の違いに大い教養を高め、外国の方に日本文化のウンチクを語れる(?)かもしれない、ありがたき経験。 今回も美味しいお菓子とお茶ですよなんて茶飲み女に断る理由もなし。
サター通り(Sutter ST)日米會のビルの3階 『観桑庵(かんそうあん)』 中に茶室がある。 会長さんのご挨拶から日頃日米會の活動のお手伝いをしてくださっている方達に感謝を込めてのお茶会なのを知った。 お茶とお菓子に惹かれて来たアタシが一緒でいいのか? 日米會の理事さん、お世話係、教育関係や日系財団の方、お寺さん... そうそう50年以上日本町にいて茶室を知らなかったという方もいた、意外と知られていない勿体無い場所だった。
茶道には表千家・裏千家があり流派によって茶室の作り方が違うらしいですが、日米會のお茶室は両方に対応できる万能型茶室なのが特徴。
大きい方のお部屋 『臨和軒』 から細い廊下を通り
水屋があり、
三畳間に通じる。 武士が刀を外さなと入れないように入り口を小さくしているが、大きなアメリカ人には小さすぎたみたいだった。 確かに平均的日本人でも少々きついかもしれない、昔の人たちがずいぶんと小柄だったんだね、この立派な万能型茶室は、日本建築史の学者さんでもある建築家 中村昌生(ナカムラマサオ)先生 が一旦京都で建て分解してサンフランシスコに輸送、組み立てたて直したそうで1986年にできた。 その当時日本食レストランも日本から資材を運んでこちらで組み立てていた頃でもあり、ノースビーチにあった日本食レストラン "蝶々" のように贅を尽くした立派な造りが多く、なんちゃって日本家屋ではなかったのだ。(蝶々は、平岩弓枝さんの小説 "女の顔"のレストランでもある)
小さいお部屋は『直心庵』と言う。
表裏も仲良くお茶会
新潟の雪国庵あめ友の "うす氷" がお茶の菓子として出てきた! しっかりとした甘さがお茶を待ち遠しくさせてしまう銘菓(これアタシ大好き♡) お茶をされる方へのお土産におすすめ
お茶を点ててくださったのは表千家、裏千家の先生方、参加された皆さんに順番に頂いていった。 泡が柔らかくキメ細やかで美味しい、そして人が淹れてくれたお茶は更に美味しいぃ〜 呟いた瞬間隣の人がニコッと笑った。
流派を超えた美味しいお茶を楽しむ会だった。 本来のお茶そのものを楽しんだ。 無作法承知の上で参加したんだけど、お作法云々は全くとらわれる事なく楽しんだ会だった。 お抹茶2杯、〆にお煎茶までいただいた。
ごちそうさまでした。
7月8日にもお茶会が開催されるとの事で、機会があれば参加してみてね!
そーか "七夕茶会" というのもあったな。
【北加日米會】
住所:1759 Sutter ST San Francisco, CA 94115
電話番号:415-921-1782
URL:http://www.nichibeikai.org
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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