オールド・スクールでイタリアン・アメリカンな ROCCO'S CAFE

公開日 : 2018年05月31日
最終更新 :
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『ロッカズ・カフェ(Rocca's Cafe)』は、イタリア移民のロッカさんがノースビーチのレストラン等で修行をして、オープンさせた今から80年も前の話だ。

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ウェルカムS.Fと書かれてる「Joseph L Alioto, Mayor」 ジョセフ・アリオート氏は、1968〜1976年サンフランシスコの市長を務めたイタリア系アメリカ人で、6月5日(火)に行われるサンフランシスコ市長選挙には娘さんのアンジャエラ(Angela Alioto)さんが立候補している。

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オープンキッチンは、料理の様子やどれだけ衛生的なのかが目の前、仕込みの様子も見ることできるし料理を待っている間もかなり楽しめる。

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かつてはオーダー後直ぐパンを出すのが当たり前だったけど、最近はめっきり少なくなった。 さすが老舗ちょっと嬉しい誤算で出てきたぁ〜。 しかも "通称:貴方の為に切りましたカット" これはタクアン切ると下が繋がってる状態、バケットを下までカットせずに一本のバケットから切って用意した。 1ピースずつ数個では寄せ集めかもしれないでしわざわざ感をも出るわけね。

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『Hand-Made choice Ground Round Hamburger Steak W/ Grilled Onion$22』

これが、アタシの目の前でちゃんとレアで焼いてくれたハンバークステーキ。 ハンバーガーと言えばアメリカみたいに思うが、顔面大ハンバーグステーキはアメリカ式イタリアン。

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『Chicken Marsala W/Side of Pesto$24』

ここのお勧め料理がチキンマルサラだ、これでもか的にマッシュルーム入ってた。

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マルサラソース用のマッシュルームを切ってる最中。 マルサラというイタリアのワインとマッシュルームのソースはイタリアン-アメリカン(Italian-American)の定番メニュー。 イタリアンアメリカンはイタリア系アメリカ人? また、イタリア料理のテクニックでアメリカに適応したイタリア料理のスタイルで伝統的なイタリア料理のアメリカ版。  ボロネーゼに使う挽き肉を利用してハンバーグを作ってみたりしたわけ。 チキンマルサラは、イタリアにもあるようだけど粉をつけて焼いたチキンにマッシュルームとシチリアのワイン(マルサラワイン)を煮詰めたソースをかけたもの。

"オールド・スクール・イタリアン(Old-School Italian)" とも紹介されていた。 辞書には"古臭い""時代遅れ"という意味が初めの方に出てくる類義語は "Old-Fashioned(オールドファッション・ドーナツにもある名前)"  ところがスラング的には「古いけどクールな」とか「古き良き〇〇(Classic)」のニュアンスがある。

今でこそこの場所はソーマ地区(SOMA District)と呼ばれテッキー(techie)はじめ最近引っ越してきた人には超人気なエリア。 SOMAと言われる前から営んでいるオールドスクールなイタリアン-アメリカンだ。

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お客の年齢は幅広い、昔からのお客さんと今のお客さんが入り乱れてけっこう賑やか、スタッフもフレンドリーでどこかアットホームな雰囲気もある。

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ヘェ〜とかホォ〜とか懐かしい風景、有名人の写真がいっぱい。 資料的価値も十分だ。

お店のオーナーもしょっちゅう顔だしてるし、テレビにも出演しているでっかいイタリアン このかたかなりの愛想良し♡ すごく "美味・楽しレストラン" 機会があれば行ってみてね!

【Rocco's Cafe】

住所:1131 Folsom ST San Francisco, CA 94103

電話番号:415-554-0522

営業時間:月〜金7:00〜22:00(月〜15:00)土8:00〜22:00 日8:00〜16:00

URL:http://www.roccoscafe.com

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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