ワックスピカピカリンゴは熟した証拠なのだ。

公開日 : 2017年11月27日
最終更新 :
林檎や - 1.jpg

雨の日は、出歩くの億劫になるけど、マーケットの野菜は逆に生き生きして見える。

お日様の元で並んでるより元気に見える。

リンゴの季節、ここのファーマーは毎年数種類のリンゴ売ってて本日は7種類

FUJI 世界で一番いっぱい作られてる種類 1939年青森

RED DELICIOUS 1810年アイオワ

PIPPIN 1750年NY ベンジャミン・フランクリンの好物

GALA 1974年ニュージーランド

HOWARD ???

GOLDEN DELICIOUS 1914年バージニア

PINK LADY オーストラリア

それぞれ張り紙があってメモしてそれぞれ一個ずつ買ってみた。  今ちょうどキュウイフルーツも売られているので一緒のビニール袋に入れといて追熟させても良い ⇨ リンゴから出る "エチレンガス"が熟成を促進させるので保管するときは一緒がいいよ。

キウイ - 1.jpg

家の食物辞典みたいなので品種を調べてみたらみつけられないのもあった。 リンゴの種類って1万種近くあるらしく出てないものの方が多いのが分かった。 原産地は北部コーカサス地方で、アメリカに来たのは17世紀前半ヨーロッパの入植者が持って来た。 よく"リンゴが赤くなるとと医者が青くなる" と言う、一日一個リンゴを食べると医者にかかることはないよと言う意味。 普通に売られてるのでありがたみは感じなかったけど失礼しました。

時折、ワックスかかったみたいピカピカリンゴを見る、マーケットにもいっぱいあった。 あれはリンゴが熟すと不飽和脂肪酸がたくさん作られる、それとリンゴの皮の成分によってできる "天然リンゴワックス" それによって水分が外に出ないようにしている。 ワックスリンゴは熟成した証拠なのだ

ついでに調べたリンゴネタ

アイザックニュートンの万有引力の法則のきっかけとなったリンゴは"フラワーオブケント(Flower Of Kent)" これは料理用のリンゴで生食には向いていないようだ。  アップル社のマークはリンゴ。私も使ってる "マック(Macintosh)" はリンゴの品種 "Malntosh(日本名:旭)" からマッキントッシュ種は北米ではかなりポピュラーな品種で香りが強い品種出そうだ。

話はマーケットに戻るけど、リンゴを選んでいた時に、白人の女性が「クリスピン(Crispin)ある?」って聞いていた、「ピピン(Pippin)ならあるけど」なんて会話してた。 また別の人は「グリプス(Grips Pink)はある?」と聞いていた。「ピンクレディー(Pink lady)ならある」 といろんな品種が出ててメモして合わせて調べてみた、何せファーマーも聞き返してたくらいだから知らないんだろうなぁと思いつつ。 そしたらクリスピンは日本の陸奥(ムツ)、グリプスはピンクレディーの別名だった。  1万も種類あるんだもの仕方ないよね。

たかがリンゴされどリンゴなかなか奥深い医者いらず...

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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