"フォルサム(Folsam)" 世界最大のレザーの祭典?!
"サンフランシスコLGBT3大祭り" と勝手に呼んでいるゲイのお祭りがある、その中でも最もディープなお祭りが『フォルサムストリートフェア(Folsam Street Fair)』じゃないかと思う。
サンフランシスコの秋の柔らかな日差しの中、パンツ一丁、ほとんど裸や素っ裸の老若男女が誰の目をはばかる事なく練り歩き、ダンスにスパンク大騒ぎしてる。
レインボーグッツの出店もあるし、女王様のムチも売ってる。 布団叩きもお尻ペンペングッツとしてあった。
ガガ様を思わせるキャミソール→♂でもサイズが合えばもちろんOK!
いたる所でSMショーやってるし、絡みのシーンもあちこち。
まともに見てると頭がクラクラしてきそうなのだ。
『K9ユニット(警察犬)』のたれ幕があったのでワンコがいるのかと思いきや、ワンコマスクを被ったワンコになりきったほとんど裸の状態男子があらわな姿で撫でられてるし。
本物の聴診器や包帯など医療器具も売ってる。
お医者さんごっこするのかしらん。
串焼きチキンが綺麗にグリルされていい匂いもしてた。 有料の給水コーナーではフォルサムオリジナルデザイン給水ボトル付きで3ドル(リフィルは1ドル)、無料サンスクリーンもあって、誰でも利用できる。 安全体制は他のイベントとなんら変わない。 見事に皆禁煙に協力してるし、トイレの列も整然としていて洋服ない分利用時間も短く回転がいい。 医療用テントでは応急処置もできるようになっていて救急隊も待機、担ぎ込まれてもほとんど裸なので怪我の箇所もすぐ分かる。
2ドル引きで買ったマルガリータは8ドル。 でもお兄ちゃんがすこぶるイケてたので1ドルチップを渡して、Thank You〜〜の微笑みをもらった。
フォルサムストリートフェアはゲイフラッグ(6色のレインボーフラッグ)とは別にブルー・黒に赤いハートのフラッグがある。 そのカラーリングされた外観のお家を見つけた。
マスクした男性カップルに男の子が肩車。 このフェアはかなり強烈なシーンもあるので子供の姿はない! と思っていたがおそらくこの子今日の最年少イベント参加者じゃないかと思う。 泣く事もなければ笑う事もなく表情を全く変える事なく大人たちの様子を高みの見物。
レザー系のコミュニティがフォルサムにあった事もあり1984年から始まったこのストリートフェア「え〜〜そんなのいいの!?」「こんなことしちゃっていいの?」とかなり刺激的なサンフランシスコ発祥のイベントだ。
【フォルサムストリートフェア(Folsam Street Fair)】
日時:9月最終日曜日11:00〜18:00(開催時間は2017年)
場所:フォルサム通り(Folsam ST 8th〜13th)SOMA地区
入場料:無料(10ドル以上の寄付推奨 )
WEB:https://www.folsomstreetevents.org/event/folsom-street-fair/
イベントの警備中のお巡りさんと記念写真を撮る二人(完全に酔っ払い)
一緒にとってもいいかきちんと確認しているので、帽子をかぶりなおしポーズ臨機応変な対応のお巡りさんだった。
筆者
アメリカ・カリフォルニア州特派員
美丸(Mimaru)
サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。
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