ベイエリア 全てがこの一枚 "Clipper Card" ミュニ・メトロ

公開日 : 2014年02月20日
最終更新 :

アメリカと言えば車社会のイメージがあるけど、

サンフランシスコ市内は公共交通機関がかなり発達していると言っていいと思う。

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ミュニメトロ "料金箱"

おつりは出ないので、"白い小銭" を忘れずに!

料金箱、日本のように両替できたりおつりは出ないので、1ドル紙幣か1¢(日本の十円玉と同じ赤色)以外の5¢、10¢、25¢(白い小銭) で支払う。 ⇒ 大人$2、5〜17才75¢(4才以下無料)

忘れてならないのは『Transfer ticket(トランスファー・乗り換えキップ)』を必ずもらう事!!

トランスファーは、料金箱の脇に(今では懐かしい)わら半紙風買い物レシート状紙で、そこに年月日曜日、時間が30分毎に印刷されている。 大体2時間後くらい先の時間の部分で切りとられていてゴムバンドで料金箱に括り付けられている。 

(写真の運転手さん、料金箱の右側にある白い紙が括り付けられたトランスファー)

車両によっては手渡しの事もあるので見当たらない場合は、大きな声で「トランスファープリーズ」と言おう。 トランスファーは、乗り換えキップと共に支払い証明書にもなっているので、クドいようだけど必ずもらおう。

日本に比べたらミュニは料金の払い方が面倒な乗り物だと思うかもしれない。

でも、かなり普及してきた『Clipper Card(クリッパーカード)』日本のSuica(スイカ)みたいに使える "電子カード" は便利。  私は初心者ユーザーなのですが、買い方から使い方の実体験を話すと‥。近所のWalgreens(ウォルグリーン)のカウンターで「クリッパーカードが欲しい」と言った。 そしたら青色クリッパーカードをレジにスキャンした後で、幾ら分にするか聞いてきたので「20ドル」と言ってクレジットカードを渡した。(もちろん現金可能) 今度はクリッパー用端末に何か打ち込んで、クレジットカードをレジに通した。 クレジットカードとレシートとクリッパーカードとクリッパーのレシートをもらった。  20ドルの内訳は、3ドルがカード代、残り17ドル分が運賃分になっていた。

このカードはチャージができるので何回も使える。  とは言え残高不足が気になる場合は、チャージできる場所で残高教えてくれるので確かめる。  

使い方は、乗車口、降車側のドア(車両の後部)にクリッパーカードと同じ模様のスキャナーがついているのでかざす。 かなり大きな「プ〜ッ」と短い音がする。 一瞬スキャナー画面に残高表示されるのですかさず確認するとか残高確認できる。 時々「ピッピ〜〜ッ」とやや高音の長音がなる時があるけど、それは残高不足か、読み取れなかったか、機械が壊れているか。 残高不足の心配がなければ再度かざすと大体「プ〜ッ」となる。 万が一残高不足だった場合は、ゴメンという表情で2ドル払えば問題ない。(トランスファーもらってね)

クリッパーカードの場合は1時間半の自動的に乗り換え分がつくのでその時間内スキャンしても残高金額が変わらないのでそのあたりは信用していい。

合わせて持っていた方がいいのが、"緑色のGetting There on Transit案内書兼地図" これにはクリッパーカードが使える市内、近郊のバス、電車/汽車、トローリー、ケーブルカー、フェリー行き先、番号、時間等いろんな情報が掲載されていて非常に役に立つ。 これをみるとクリッパーカードは、まさにthe Bay Area's All-in-one Cardなんだと納得。 公共交通機関でベイエリア近郊を回りた人にはセットで持っている事をお勧め! ちょっと残念なのが、この緑のマップは目立たない所に配置されている事。 私はフェリーターミナルの案内所にあったのを偶然見つけた。 観光案内所にもあるという話。  購入の際聞いてみるといいですよ。

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(2月のお題:電車(メトロ))

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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