モダンアートなワイン

公開日 : 2011年01月20日
最終更新 :
Chateau Motelena.jpg

1976年、この2本のワインが、カリフォルニアワインを変えました。

書籍『パリスの審判』(『Judgement of Paris』)に、その "パプニング" の事が書いてありますが、パリで開催されたブラインド・ティステングで、No.1 になったワインです。

あの時から今を紹介している展示。  

HOW WINE BECAME MODERN Design+ Wine 1976 to Now

SFMOMA サンフランシスコ近代美術館で開催中です。  

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カテゴリー別ラベル。

家族、神様&悪魔、男性、女性、天気‥‥。  記念のオリジナルラベルを作って、プレゼントしたりする方もいらっしゃいますよね。

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さて、コレは何でしょう?

ワインの香りをかぐ事ができる "理科実験装置" 右下の黒いゴムボールを握ると、空気がフラスコ内に送り込まれ、ロートに鼻を近づけると、香りが分かる。

アニス、ベルペッパー、ガソリン、ホワイトetc 各装置前の張り紙がありました。  ハムスター・ゲージのは、ちょっとためらったが、なるほど。  という感想。

また、ワインと言うと "シャトー・城" のイメージがありますが、この展示のポイントともなる "ワイナリー"  '90年以降のモダン建築は、有名建築屋さん達でもあり、デザインがカリフォルニアらしく斬新です。 もはや城ではなくブランド建築物。

ユニークなデザインのデカンタ,ワイングラス、品質検査をする部屋の模型等もあり、ワインのウンチク語るタネは、いっぱいありました。 『神の雫』もありました。

ワインは、アーティストさんも含めて、今も進化しています。   

4月17日まで。

www.sfmoma.org

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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