川越の神社仏閣2選、「喜多院」と「川越氷川神社」
今回は川越の2大神社仏閣、喜多院と川越氷川神社を紹介いたします。
川越は歴史ある街で、蔵造りの街並みや由緒ある神社仏閣が点在しています。その歴史と街並みから小江戸と呼ばれ、埼玉の人気観光地になっています。
■喜多院
喜多院の歴史は古く、平安時代(830年)に創建され、当初は無量寿寺と名づけられました。
時は過ぎ、第27世の法灯を継いだ天海僧正は、1611年に川越を訪れた徳川家康と親しく接見、その後大規模な改修工事が行われ、名称が喜多院と改められました。その後、1638年の川越大火で焼失した喜多院を徳川家光が復興し、家光誕生の間、春日局化粧の間を江戸から移築しました。
お寺のとなりには133台分駐車場があり、利用時間は9時〜16時30分です。(11月24日〜2月末日までは16時)
料金は3時間まで500円。平日は1時間200円、以降1時間毎に100円です。
境内の建物の多くが重要文化財に指定されています。
境内中央に建つのは慈恵堂。
慈恵堂は、県指定有形文化財に指定されています。慈恵大師良源をまつる堂宇で、喜多院の本堂として機能しています。
小高い丘の上に建つのは慈眼堂。
1645年に徳川家光の命により建てられました。慈眼大師天海をまつる御堂で、国指定重要文化財に指定されています。
こちらは鐘楼門
1633年に建立。国指定重要文化財です。
そして多宝塔
県指定有形文化財。1639年に山門と日枝神社の間にあった古墳の上に建立されました。
喜多院は歴史的な建造物だけでなく、境内に広がる美しい庭園も見どころです。
11月から12月上旬にかけて、慈恵堂の裏の「どろぼう橋」の周りのモミジが真っ赤に紅葉する様子は壮観です。
○喜多院
・住所 埼玉県川越市小仙波町1-20-1
・電話番号 049-222-0859
■川越氷川神社
川越氷川神社は今から1500年前の古墳時代に創建されたと言われています。1457年、太田道灌によって川越城が築城されて以来、城下の総鎮守とされ歴代川越藩主の篤い崇敬を受けました。
また、二組の夫婦神が鎮座していることから、縁結びの神として古くから信仰されています。
巫女が本殿の小石を集め奉製した「縁結び玉」は、持っていると良縁に恵まれると言われ毎朝8時から20体配られます。
韓国ドラマ「私たち結婚しました」のロケ地にもなり、最近では外国人参拝者も増えています。
駐車場は道を挟んた神社の向かいにあり、無料で利用できます。
境内に入ると正面に本殿があります。
さすがに女性客やカップルが多いです。
テーブルの上で皆さん熱心に釣り上げているものは...
あい鯛みくじ。
しっぽにおみくじが挟まった鯛を竿で釣り上げて自分の恋愛運を見るそうです。
社務所では縁結びの絵馬やお守りを扱っています。
願い事を書いた絵馬は、境内の絵馬トンネルに掛けます。
絵馬トンネルには想いが詰まった絵馬がぎっしり掛けられています。
絵馬トンネルをくぐって通ると願いが叶いやすくなると言われているそうです。
本殿となりの回廊
灯りがきれいですね。
御神水は境内地下の水脈から汲み上げています。
大きな鳥居の向こうに見えるのは氷川会館。
結婚式や披露宴が行われます。埼玉県内では唯一の神社に隣接した専門結婚式場。さすが縁結びの神社です。
氷川会館の中には「むすびcafe」があり、縁結びにちなんだスイーツを楽しめます。しかも、SNS映えする写真が撮れるそうです。
○川越氷川神社
・住所 埼玉県川越市宮下町2-11-3
・電話番号 049-224-0589
■まとめ
川越には他にも、川越熊野神社、蓮馨寺、成田山川越別院など由緒ある神社仏閣が多数あります。ぜひ一度、蔵造りの街並みと合わせて観に来てくださいね。お待ちしております。
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