バッチチョコのおいしいアイスケーキをローマで発見!!
イタリア土産の定番には、青い箱に入ったペルジーナ社のバッチチョコレートがあります。皆さんもきっと一度は貰ったことがあるかもしれません!
少し前より、ローマのバールやお菓子屋さんで、ちらほらとバッチチョコレートを模った大きなケーキを見掛けることがあり、とても気になっていました。ペルジーナ社が作ったものではなく、個人の商店がバッチチョコをケーキに!と言うアイディアを商品化したと思われます。ですので、イタリアの他の都市では、ケーキは売られているのか分からないのですが、今日のブログはイタリアの日常生活の一コマのご紹介と言うことで、読み物的にお楽しみ下さい。
↑ バッチチョコは、時々バールでは、ばら売りでも(1個70セント)売られています。チョコレートの包みを開けると、中には4か国語で書かれた格言や諺が入っています。
↑ バッチチョコは、イタリア中部のペルージャでペルジーナ社(PERUGINA)が1922年より製造しているチョコレートで、バッチ(Baci バーチ)とはイタリア語でキスの意味です。チョコレートのみで販売されているもの、ぬいぐるみやキーホルダーなどが付いたものまで様々な商品があります。個人的には、この中では、ハートの唇のカバがチョコレートの筒を抱えている商品がかわいいなあと思っています!商品のコレクションは、テーマに沿ったものにシーズンやイベントごと(例:バレンタイン・コレクションなど)に変わります。
↑ お菓子屋さんがくっ付いたバールで見つけたこちらの商品です。グレープフルーツ程の大きさで、左側はホワイトチョコレート、右側はブラックチョコレートのバッチチョコを模っています。この他には、直径が30cmもありそうな巨大なバッチチョコのケーキがありました。きちんとバッチと書かれた銀紙で包まれていて、本物のチョコレートそっくりです。バッチチョコのすぐ下に見えるのはティラミスです。
↑ 冷えたガラスケースの中に入っていたので、てっきりケーキかと思って購入しました。ホワイトチョコレートのバッチチョコを選びました。
↑ 家に帰って包丁を入れてみると、かなり固めで、力を入れないと切れないことが分かりました。雲行きが怪しくなって来ました。中身はスポンジケーキか何かで出来ているものだと思っていましたが、割ってみると、びっしりとアイスクリームが詰まっていました。セミフレッドです(固く凍結させないソフトアイスクリーム。イタリアではこれらの冷菓を使ってアイスクリームケーキなどの冷たいお菓子を作る)。
↑ 半分に割れました!左側の欠けているところは、もう味見した部分です。底の部分はスポンジケーキになっています。セミフレッドの味は、本物のバッチチョコレートの中身と同じでした。冷たくてとてもおいしいです。アイスクリームが粒々としているのは、同じく本物のバッチチョコにも入っている、ヘーゼルナッツです。
と言うことで、本日は、バッチチョコの面白いアイスケーキをご紹介しました。もしまた何か新しい商品を見つけましたら、お知らせしたいと思います!
筆者
イタリア特派員
阿部 美寿穂
ローマからイタリアの日常やイタリア旅行に役立つ情報などをお送りしています。
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